Macrorit Disk Scanner は円盤の表面を区画ごとに読み、傷んだ場所を色で示す
要約
Macrorit Disk Scanner は円盤の表面を一つずつ読みながら時間を測り、正常な範囲を緑、読みの異常を赤で示す。範囲は円盤全体、区画、未割り当ての場所、あるいは手で囲った一区間にでき、終わると記録に残る。
おすすめ- ソフト名
- Macrorit Disk Scanner
- バージョン
- 4.3
- 料金
- 無料
- オープンソース
- 非オープンソース
- OS
- Windows
- 公式サイト
- https://macrorit.com/
- 更新日時
- 2026-10-06 07:56
傷んだ区画とは何か
円盤の上で、もう確実には読めない、あるいは書けない記憶の単位を、傷んだ区画と呼ぶ。現れ方は遠回しで、ほかのせいにしやすい。ある種のファイルが開かない。複写や解凍が同じ場所で止まり、そのあと誤りを告げる。記録に読み書きの誤りが並ぶ。ひどくなると引っかかり、青い画面まで行く。
原因はありふれている。作りの瑕、長年の使用による摩耗、書き込みの途中での突然の停電。見通しを立てるうえで重いのは向きである。一度現れると増える一方で、ひとりでに戻ることはない。この一点があるから、一度の検査が「物好き」から「この円盤をこれからどうするか」の判断に変わる。
どれも最初は道具のせいに見える。だから切り分けの順序が要る。同じ場所で止まる、同じファイルで落ちるという再現性があれば、円盤を疑う理由になる。逆に、場所もファイルもばらばらなら、まず他の側を見るほうが早い。
どう読み、何を見るか
この道具は円盤の表面を一つずつ読み、その一回ごとに時間を測る。まともに返る範囲は緑、読みが狂う場所は赤で示され、進み具合と速さは走っているあいだ見えている。測っている中身は時間であり、色はその要約にすぎない。
範囲は、円盤全体、一つの区画、割り当ての無い場所、そして手で囲った一区間にできる。最後の一つは覚えておく値打ちがある。「一部の場所だけがおかしい」という訴えなら、その区間を読めば数分で答えが出て、何時間も待たずに済む。支える機器の幅は広い。機械式の円盤、半導体の円盤、外付けの円盤、媒体、記憶の札、そして機器で組んだ束まで、同じ検査にかけられる。
検査のまわりの小さな親切
走り終わると、結果はひとりでに記録の書類へ書き出される。この細部は聞こえより重い。同じ円盤の記録が数か月を隔てて二つあれば、一度の判定が傾きになる。傾きになって初めて、その円盤が落ち着いているのか、退きつつあるのかが言える。
終わったあとに機械の電源を切る設定もある。長い検査を仕事の切れ目や寝る前に置けるのは、そのおかげだ。プログラム自体は小さく、入れずに使える版もあるので、媒体に入れて他人の機械へ持って行き、そこに何も入れずに使える。
長い検査を組むときの勘所は、範囲を狭めることと、時間を寝かせることの二つだ。全表面を読むのは最後の手で、ふだんは怪しい区間から始める。終わりに電源を切る設定と組み合わせれば、眠っている間に一枚分が片付く。朝に起きて記録を開けば、やることはもう決まっている。
見込みを正しておく
この種の道具は調べるだけで、直さない。傷んだ区画がどこにいくつあるかは告げるが、覆い隠しも、避けて書きもしない。これは不足ではなく、正直な分担である。すでに弱っている円盤の傷んだ範囲を覆うのは、時間を買って傾きを隠すことになる。
肝心なのは、結果が出たあとにどうするかだ。傷んだ区画がまとまった面として出たなら、それは「これから慎重に使おう」という注意ではなく、「信頼はもう下がっている」という陈述である。次の手は、中身を取り出すことになる。控えを取ることがこの作業の目的であり、写している最中にその円盤で作業を続けるのは、報告が最も勧めないことだ。
無料の版と Pro の版があり、無料の版で一枚の日常の検査は足りる。最後に半導体の円盤について一言添えておきたい。その傷んだ塊は制御が内側で処理し、表面が問題を訴える前に別の場所へ振り替えている。だからこの種の円盤の表面を読んでも見えるのは一部であり、色は製造元の道具が出す健康の情報と合わせて読み、色だけで決めないほうがよい。
Macrorit Disk Scanner は診察の道具であって、修理の道具ではない。色に問題の範囲を指させ、そのうえで控えを取るか、円盤を替えるか、送り出すかを決める。傷んだ区画が面で出たときは、使い続けることより中身を守ることのほうが常に重い。