Duplicati 2.4、盤の丸ごとの像と同期の型が安定版に

要約

Duplicati は無料で公開された控えの道具で、機械を出る前に AES-256 で暗号化し、切った区切りを自分で選んだ保管先へ送る。対象の保管、WebDAV、FTP の受け皿、手元の円盤でもよい。2026 年 9 月 3 日に出た安定版 2.4 は、盤の丸ごとの像を Windows から Linux と macOS へ広げ、片方向の同期の型と、静かな傷に抗する検査を加えた。

おすすめ
ソフト名
Duplicati
バージョン
2.4
料金
無料
オープンソース
オープンソース
OS
WindowsmacOSLinux
公式サイト
https://duplicati.com/
更新日時
2026-10-06 22:26

控えの主導権を自分の手に戻す

雲の控えの 仕組みは、何年か使うと落ち着かなくなる。理由は技術より仕組みにある。資料は他人の機械の上にあり、支払いを一回忘れるか、仕組みが一つ閉じるだけで、何年ぶんの控えも一緒に消える。この企画は順序を逆にする。software は無料で公開され、保管先はすでに手元にあるものを使う。対象の保管、WebDAV の受け口、FTP の受け皿、同じ机の上の別の円盤でもよい。暗号も、切り分けも、増分の送信も道具が引き受け、請求と持ち主はこちらのままになる。

控えの道具の企画の頁

何かが出る前に暗号化する

暗号は機械の上で、一バイトも出る前に済ませる。使うのは AES-256 だ。雲の手元には暗号の文しか残らず、保管を請け負う者も、見ようと思っても中身は読めない。控えの仕事は卓上の問いかけではなく閲覧の画面で組む。何を入れるかは選別で、いつ走るかは予定で、回線をどれだけ使うかは上限で決める。日々は増分、間を置いて一度は全部。

2026 年 9 月 3 日に出た安定版 2.4.0.0 は近年でいちばん大きい。盤の丸ごとの像は Windows だけの話だったのが Linux と macOS にも広がり、盤ごと、区切りごとですら、そのままの控えと戻しができる。新しい同期の型は片方向の軽い写しを加える。版を持ち暗号をかけた控えとは別の仕事であり、いまはそれを同じもののふりをしない。

静かな腐りに抗する

冷たい控えは、消されるより、静けさで死ぬ。資料は雲に横たわり、静かに傷み、見つかるのはいちばん悪い時だ。戻すとき、交渉する時間はもう無い。ここで入った PAR2 の検査は直すための資料を作り、控えの巻と一緒に送る。だから保管側の傷は、嘆くのではなく直せる。

あわせて、進み具合の知らせ、支えるすべての平台での卓上の知らせ、事務の一式の雲の控えも入る。どれも劇的な機能ではない。だが合わせれば、長く続く公開の企画を「面白い」から「頼れる」へ移すものになる。

何でないかも同じだけはっきりさせたい。両方向の同期の道具ではない。新しい型は一方向に写すだけだ。預かりの仕組みではないので、夜中の三時に電話する先は無い。鍵を預かりもしない。合言葉が安全の仕組みそのもので、なくせば控えもなくなる。永遠に、救う道も、頼る先もなく。それが設計の代償で、筋は通っている。

3-2-1 の原則と、みなが飛ばす一段

みなが原則を唱える。三つの写し、二つの媒体、一つは遠くに。最初の二つはたいてい済む。手元にあって安いからだ。三つ目で人は止まる。理由は怠けではなく調達である。遠くの写しは、請け負う者と、契約と、じわじわ上がる値段と、その者が持ち主を変えたらどうなるかという落ち着かない心配を連れてくる。

software と保管を分ければ、その抵抗の大半は消える。遠くの一本は、対象の保管でも、友人の家の WebDAV の受け口でも、別の建物の円盤でもよい。引っ越しは設定の変更であって、移転ではない。毎日走り、一年 365 日、誰かが何かを差し込むのを思い出さなくてよい予定は、華やかではない。ただ効く。

半年たつと何になるか

控えの正直な姿は、最初の晩ではなく二百日目に出る。そのころには増分は数時間ではなく数分で終わる。変わった区切りだけが旅立つからだ。請求はずっと小さい。同じものを二度送っていないからだ。そして人が関わるのは、前回は成功したという知らせを読むことだけになる。

その時点で控えは、願いから事実になる。毎週手をかけてやらねばならない仕組みは、忙しい月に捨てられる。捨てられた控えは、無いより悪い。覆いが無いのに安心だけを配るからだ。予定を一度決め、毎日走らせ、知らせがおかしいときに記録を眺める。必要な規律はそれだけだ。

一緒に置きたい二つの癖

一つは戻してみる試し。一度も戻したことのない控えは仮説で、試しには十分しかかからない。入れ物を一つ選び、別の場所へ戻し、見比べる。もう一つは、合言葉を「守る相手の機械より長く生きる場所」に置くこと。引き出しの中の紙は粋ではないが効く。同じ円盤に貼った付箋は、遅れて笑いが来る冗談だ。

付け加えるなら、控えは静かな場所に置くほど長く続く。毎日開く頁ではなく、月に一度、知らせと記録だけを見る形にしておけば、忙しい時期にも手が止まらない。道具が目立たないことは、この場合、良い知らせである。

3-2-1 の原則で、遠くの一本は請け負う者に捕まりやすい。AES-256 で暗号をかけ、保管先を自分で選べば、選択は手元に戻る。無料の software、取り替えられる後ろ盾、自分で握る鍵。資料の長い生は、いつでも持ち主の手にあるべきものだ。

Duplicatiダウンロード
対応OS: Windows macOS Linux