45 以上の仕組みを 1 つの窓に、BizHawk 2.11.1 が PSP を加えた
要約
40 あまりの仕組みを 1 つの窓に集め、保存の枠 10 個と名前を付けた状態、コマ送りと即時の巻き戻し、中身の書き換え、Lua と C# の筋書き、そしてピアノの巻物のような TAStudio を備える。
おすすめ- ソフト名
- BizHawk
- バージョン
- 2.11.1
- 料金
- 無料
- オープンソース
- オープンソース
- OS
- WindowsLinux
- 更新日時
- 2026-10-22 21:52
一秒を競う録画は、速く打つことではない。入力を 1 コマずつ決め、何度も巻き戻して見比べ、差し替えることだ。BizHawk 2.11.1 はそのために整えられた入口で、40 あまりの仕組みが 1 つの窓に入り、どのコマでも止めて直せる。
1 つの窓に、40 あまりの仕組み

BizHawk はエミュレーターの企画で、普通の遊び手に向いた部分が EmuHawk、C# で書かれた複数の仕組みを扱う入口だ。自分ですべてを真似るのではなく、各々の中身を差し込んでまとめて動かす。NesHawk が 8 ビットの横置き機、GBHawk が携帯機を受け持ち、SMSHawk、PCEHawk、Atari2600Hawk、ColecoHawk、ZXHawk がそれぞれ一分野を担い、MSXHawk は C++ で書かれている。こうした自作の中身のほかに、外から取り込んだ育った中身もあり、業務用の機械、3DO、Amiga、DOS、土星、PS、N64、NDS、3DS などを覆う。公式の企画のページにはこう書かれている。EmuHawk は 45 を超える仕組みのために録画を作れる。
もう 1 つ見落とされがちなのが DiscoHawk で、手元のいろいろな形式のディスクの写しを、動く形に整える変換の道具だ。
どのコマでも止めて直せる
一秒を競う用途の機能は「戻せる」ことに集まる。保存の枠が 10 個、加えて数を限らない名前付きの即時の状態がある。速さは落とせ、1 コマだけ進められ、そのまま逆へ戻せる。戻すのは最初から走り直すのではなく、即時の状態で一気にそのコマへ跳ぶことだ。1 コマずつ入力を詰められるのは、そのおかげである。
中身の覗き見がもう半分を占める。真似されている機器はどれも中身を開いて見て、探して、書き換えられ、1 バイト変えれば画面がすぐ変わる。止め場所とコマ送りを組み合わせれば、ある数がどこから来て、いつ書き換えられるのかを、画面を睨んで当てるよりずっと速く突き止められる。
録画の側では、入力を映画のファイルとして残して何度も再生でき、画面と音をそのままファイルにもできる。画面の切り取り、ファームウェアの管理、画面に重ねる情報、キーの割り当てと手元の機械の対応まで、同じ画面にそろっている。
TAStudio:映画を楽譜のように直す
映画のファイルだけで入力を直すのはやはり扱いにくい。TAStudio はそこに答える。ピアノの巻物の形で、横軸がコマ、縦軸がキー、音符は「このコマでこのキーを押している」という意味だ。余計に押したコマ、まとめて前へ動かしたい区切りは、引くだけで済む。下には即時の状態がぶら下がり、いつでもあるコマへ跳んで結果を見られる。
この画面は FCEUX の TAS Editor から来ており、BizHawk が取り込んで固く結びついた一部にした。合わせて使うと輪になる。入力の区切りを引き、Enter で画面を見て、気に入らなければ戻してまた引く。一秒を競う人が何度も繰り返す仕事が、1 つの巡りに畳まれる。
筋書きと調べる:Lua と C# の 2 つの入口
絵の画面の外に 2 つの入口がある。Lua は中身を読み書きし、コマごとに入力を動かし、結果を画面に描けるので、道を探す自動の仕掛けや当たりの枠を描くのは難しくない。C# の入口はもっと深く、入口と中身の間のつなぎ目に直接触れる。説明の場所には Lua の関数の一覧と見本の筋書きが並び、中身を読むだけの最も簡単なものから、まとまった外付けの道具までそろう。
命令の行と自動化にも入口が残る。映画は命令の行から走らせられ、筋書きはまとめて処理でき、比べ直しのときに 1 つずつ押す必要がない。
2.11.1 という版:PSP が試験の場所へ
2.11.1 は 2026 年 5 月 1 日に出た。いちばん目に付く変化は、試験的な PPSSPP の中身を加えて PlayStation Portable を引き入れたことだ。同じ版で、Ares64 には SC64 のカードの SD の入口と、小さな棒のキーの割り当てが付き、BSNES は外の更新に追随し、DOSBox-X は同期の設定でマウスの位置を合わせられ、DSDA-Doom には自動の地図と調べる情報をまとめる Lua の筋書きが足された。
1 つ前の版でも、2.10 のあと企画は同じ調子を保っている。中身は外の流れに従い、入口の機能は一秒を競う人たちの声から足される。こうした道具の値は版の番号ではなく、ある特定の仕組みの録画が受け入れられるかどうかにある。
正確さを先にする取り引き
企画のページはこの取り引きを表に出している。中身を選ぶときに重んじるのは正確さで、速さは後ろに置く。だから TASVideos は、ほとんどの場合に録画を出す先としてこれを第一に挙げる。同じ段落で、自動化の用途のために正確さの低い中身も少し入れており、筋書きを走らせるには良く、録画を出すには向かないと認めてもいる。
代わりに来るのは大きさと敷居の高さだ。Windows の包みは 100 MB に近く、入れる前に依存の品をそろえる道具を 1 度走らせる。Linux 側は配布ごとに依存の品を取る。macOS の道は古い版の説明だけが残る。1 度押しで始まる玩具ではなく、最初に開いたら中身を選び、手元の機械を合わせ、ファームウェアを探すところから始まる。
誰に向くか
一秒を競う録画を作る人、録画を分析する人、ある仕組みの入力を 1 コマずつ再現したい人が、その相手だ。筋書きを書いて自動の確認をしたり、同じ流れをまとめて走らせたりする人にも使える。ただ古い遊びを 2 度ほど遊びたいだけの人には重い。入れて説明を読み、ファームウェアを正しい場所に置いて、やっと遊ぶ番になる。
BizHawk 2.11.1 は「入れたら遊べる」エミュレーターではない。入力をコマまで分ける作業台だ。40 あまりの仕組み、保存の枠 10 個と数を限らない名前付きの状態、コマ送りと即時の巻き戻し、中身の書き換えと Lua、C# の 2 つの入口、そしてピアノの巻物のような TAStudio。2.11.1 は試験的な PSP の中身を足し、代わりに 100 MB に近い大きさと、説明から始まる導入の手順が付いてくる。