OCCT 17.1.9:メモリの検査を 16 の部品に分け、無料版でも 1 台まるごとを診られる
要約
OCCT 17.1.9 はメモリの検査を 16 の自由に組める部品として書き直し、電源の負荷の検査と、温度と電圧のその場の曲線を添えた。個人向けは無料で、Windows と Linux の両方で動く。
おすすめ- ソフト名
- OCCT
- バージョン
- 17.1.9
- 料金
- 無料
- オープンソース
- 非オープンソース
- OS
- WindowsLinux
- 公式サイト
- https://www.ocbase.com/
- 更新日時
- 2026-10-21 16:05
OCCT は 1 台まるごとの負荷の検査と安定性の確認をまとめた道具だ。処理装置、描画の板、メモリ、保管、電源にそれぞれ負荷の組があり、動かしている間の温度、周波数、電圧、消費電力を同時に記録する。個人向けは無料で、Steam からもそのまま入れられる。
版は 17.1.9 で止まっている
現行の安定版は 17.1.9 で、2026 年 10 月 16 日に公開された。後ろに 3 つの節目がある。v17 の安定版が 2026 年 6 月 30 日、v17.1 が 2026 年 9 月 9 日、そのあと 17.1.4 から 17.1.9 までが細部の磨きだ。
これらの小さな版の記録を読むと、角を削っているのが分かる。ある版は Windows での RAID の装置の認識を直し、別の版は時々起きる送信の中断と、誤りの報告で核の番号が違う件を直し、さらに別の版は複数の処理装置を持つ機械で測定の部品がまとめられてしまう件を扱った。大きな番号は動いておらず、v17 と v17.1 が決めた骨組みは堅いということだ。
1 つ、流れている話を先に正しておきたい。一覧は「メモリの検査の書き直し」と「Steam への登場」を同じ文に置くので、同時に起きたように読める。実際に Steam のページにある登場の日は 2025 年 6 月 24 日で、v17 よりまる 1 年早い。v17 がやったのはメモリの検査の書き直しであり、2 つは同じ時点ではない。
メモリの検査が 16 の部品に分かれた
v17 で最も中身のある変更がこのメモリの検査だ。公式は、ゼロから書き直し、高度に部品化した作りを軸にしたと述べる。新しい仕組みには 16 の独立した検査の部品があり、自由に組んで自分用のメモリの負荷の検査にできる。
分け方として、この 16 は 5 つの種類になる。同じ状態を保たない部品は、決まった図柄をメモリに書き、状態を変える。同じ状態を保つ部品は、データを動かしつつ最初の状態を残す。点検の部品は誤りを見つける。一体の部品は点検を内側に持つ組み合わせで、古い版で見慣れた検査がその中の 1 つに残る。道具の部品は待つ、繰り返すといった並べ方を与える。
ここに踏みやすい細部があり、公式が念を押している。検査の部品を付けずに検査の部品だけを付けても、何も確かめていないことになる。組む自由の代わりにこの前提が付く。1 つの部品が何をしているかを自分で分かっていなければならない。
v17 の安定版は 6 つの決め打ちを伴って出た。うち 1 つは地域の利用者が作ったものだ。決め打ちの外でも自分で組み、保存し、他人に渡せる。公式はこの設計の狙いを率直に語る。提供元が 1 つずつ足すのを待つのではなく、地域の側に検査の状況を育ててもらうということだ。

電源の検査は消費電力を極端まで押す
公式は店のページで電源の検査を 1 文で書く。極端な消費電力を模して電源の信頼性を評価する、と。答えるのは、機械が出せる最も重い負荷の下で電源が耐えるかどうかだ。ワット数をぎりぎりに合わせた場合や、長い高負荷で電圧が下がる場合が、この状況で表に出る。
ある小さな版の記録に、ちょうどそれを狙った 1 行がある。電源の検査を素早く止めたときに、誤って時間切れを知らせる件を直した、というものだ。こうした修正は発表に出ないが、電源の検査を回したことのある人なら、途中で止めたいのに時間切れの知らせが出るのがどんなものか知っている。
同じ場所にもう 2 本の検査がある。1 本は処理装置、もう 1 本は 3D Adaptive と呼ばれる。v17.1 は 3D Adaptive を Unreal Engine 5.7 に上げ、以前は 5.4 だった。公式の理由は消費電力をもっと押すことにある。彼らの RTX 5080 の 1 枚では、新しい版が古い版より約 10 ワット多く引き出し、検査中の消費電力の曲線の制御も細かくなった。
監視がこの道具のもう半分
測定の走りと負荷の検査は前半にすぎず、OCCT のもう半分は監視だ。公式が挙げる 4 つは、処理装置、描画の板、映像メモリの給電の温度、周波数と電圧、資源の使用、そして扇の回転数や機械全体の消費電力といった測定の値で、見せ方はその場の表とその場の曲線の組み合わせだ。
この組み合わせの値打ちは突き合わせにある。負荷の検査が途中で温度の壁に当たれば、曲線がどの項目で当たったかを直接示す。電圧の曲線にくぼみが出れば、誤りの知らせより早く問題を教えてくれることが多い。表は今の値を受け持ち、曲線は流れを受け持つ。どちらか一方では足りない。
監視のほかには測定の走りと安定性の証書がある。走りは結果の比較と履歴の追跡に対応する。証書は一連の検査を終えたあとに作られる配れる控えで、Pro 以上の版は自分の管理の場所へ上げて保存できる。
無料版にできること、有料版が増やすもの
個人向けの約束は明確だ。OCCT の中核の機能をすべて提供し、しかも無料である、と。本当に見るべき境目は 2 つある。検査の時間に制限がないこと、そして 2 回の検査の間をすぐに始められること。この 2 つは有料版だけのものだ。つまり無料版は一通りの検査を回せるが、時間と間隔に制限がある。
ほかの有料の項目は、PNG の報告、CSV の書き出し、事業での利用の許諾、安定性の証書、そして管理の場所だ。自分の 1 台を 1 度診たいだけなら、前の 2 つの制限でたいてい足りる。複数の台を扱う、報告を残す、納品に使うとなれば有料の段を見ることになる。すべての人に当てはまることも 1 つある。OCCT は入れずに使える実行のファイルで、USB の棒に入れて Windows でも Linux でもそのまま起動できる。
Linux 側の遅れを取り戻す
v17.1 は重心を Linux に置いた。対応する配布は Debian Buster、Red Hat 8、そして 2018 年前後の版まで広がり、古い機械でも動く。同時に IPMI の監視が増え、系統の管理の仕組みを通してより細かな測定の値を読む。条件はその系統に FreeIPMI か IPMItool が入っていることで、更新の間隔もこの 2 つの道具自身の間隔に従う。
これを Steam の版と並べると、道筋が見える。2 つの環境のどちらにも公式の経路の包みがあり、事業での利用の許諾と検査の時間が、Pro の段と個人の段の境目になる。
17 まで来ても、OCCT の進み方は変わっていない。機械全体の負荷と監視を 1 つの窓に置き、この 1 台は本当に安定しているのかという問いに、繰り返せる答えを与える。メモリの検査を 16 の部品に分けたのは、この考えの中で最も徹底した作り直しだ。残りの部分は、無料版ですでに足りている。