Yuanbao——一節を選べば現れ、WeChat の中身をそのまま放り込める
要約
一つの製品に二つのエンジン。会話の上部で切り替えられ、いまの会話を閉じる必要はない。伝言の道具で受け取ったファイルや記事はそのまま読め、画面のどの一節を選んでも、窓を変えさせる代わりに帯がカーソルのそばに出る。
おすすめ- ソフト名
- Yuanbao
- バージョン
- 2.84.1.621
- 料金
- 無料
- オープンソース
- 非オープンソース
- OS
- WindowsmacOSWeb
- 更新日時
- 2026-10-27 22:00
ひとつの製品にふたつのエンジン。モデルの選択は会話の上部にあり、自社のモデルと DeepSeek を切り替えても、いまの会話を捨てて開き直す必要はない。
二つの分担は使っているうちに自然に見えてくる。自社のモデルは日常の問答と創作的な文章が速く、雑談、文案、季節の絵柄の生成といった仕事は滑らかにこなす。DeepSeek は数学の推論とコードの生成に強く、段階を追って解く必要のある複雑な問題では、深く考える機能を入れて呼び出したほうが合う。どちらもその機能を持ち、提供元の案内も、目の前の仕事にどちらが向くかで選べばよい、というだけである。
共通している点がひとつ。どちらのモデルでも検索を入れたままにでき、しかも範囲が珍しい。自社の世界で公開された内容と、網の上の開かれた情報源の両方を覆い、答えにはどの記述がどこから来たかが示される。

一節を選ぶと帯が出る
機能をひとつだけ残せと言われたら、これを残す。システムのどの画面でも一節を選べば、そばに帯が浮かび、検索、翻訳、複製、読み上げの四つが並ぶ。押せばそのまま使える。先に助手の窓へ切り替えて文字を貼る必要はない。外国語の資料を読み、見慣れない用語を確かめ、言い回しを点検する。以前は二度の窓の切り替えが要った動作が、いまは一度の選択で済む。
それに付き合うのが小さな会話の窓だ。Windows では Alt と空白、macOS では Option と空白を押すと、軽い窓が画面のいまのものの上に出る。聞いて、閉じる。主の窓が仕事の前に居座ることはない。文書の途中で何かを調べる、コードを読みながら文法を一句尋ねる。そういう用はこの小窓で足りる。

さらに二つ、体が覚える動きがある。画面の好きな範囲を囲んで、これは何かと尋ねる撮影の問い。選べないし複製もできない画面の文字や図表に向く。もうひとつは、ファイルや画像を入力欄の上へ引いて手を離すこと。別名で保存してから送る、という中間の手順が消える。
伝言の道具で来たものは、そのまま読む
ここが他の助手と最も違うところだ。伝言の道具の世界がつながっているので、そこで受け取ったファイルや公開された記事をそのまま渡せる。会話の中で送られてきた表、誰かが共有した長い文章、どちらも読む。
記事の道はとりわけ滑らかだ。数千字になる業界の文章から欲しいのは、一字ずつ読むことではなく、何を言っているか、どんな数字があるか、結論がどこに落ちるかである。渡してしまえば、その中身に要約と検索の入口が付いたのと同じになる。
ファイルを読む形式は三十六に及び、よくある事務の文書のほかに、ソース、記録、設定も入っている。コードも技術の資料もそのまま入る。つまり事務の文書を読むだけの助手ではなく、開発者がエラーの記録やソースのファイルを放り込んで尋ねる道も通っている。

一度きりの読み取りのほかに、小さな工夫が二つある。良い答えは一度の操作で取っておける。一時的な会話は履歴に残らず、記録に残したくない話に向く。
書くこと、プログラミング、そして自分で育つ報告書
書くことは製品のいちばん前に置かれ、報告書や台本からあらゆる文案まで、要件をはっきり伝えれば稿が出るという筋である。できた文章はそのまま自社のオンライン文書へ送って編集を続けられ、複製して貼る手間が消える。
プログラミング側は実用的な処理をしている。複数の言語がその場で動き、自分で端末に環境を作る必要がないので、書いたその場で確かめられる。学び始めた人や、ちょっと論理を試したいだけの人にとって、この敷居の下がり方は大きい。画面側のコードはその場で見ることもできる。

画像を読む力は問いと答えの形だ。画面の写真を上げれば中身を読んで答える。逆に、説明から絵を作ることもできる。もっと重い求めには専門家の様式があり、条件の多い判断、長い手順の連なり、深い調査を扱う。漠然とした大きな目標を渡すと、まず細部を問い返し、実行できる手順に分け、最後に根拠の確かめられる報告書に整える。
録音の筆
見落とされやすいが、一度使うと手放せなくなる。その場の文字起こし、翻訳、要約を一つにまとめてある。録りながら文字が流れ、止めれば議事ができ、いつでも翻訳できる。
会議や聞き取りが多い人には、録ってから後でゆっくり聞く、が、録り終われば読める稿がある、に変わる。学ぶ場でも同じで、一講義の録音をノートにまとめるほうが、進行の棒を何度も引き戻すより速い。

助手を入れた集まり
人とつながる層では、デスクトップで集まりを作り、人を招き、助手も同じ場所に置いておける。雑談と共同作業が並んで進む。資料が要るときに外へ出る必要はなく、側面の列で尋ねれば答えがいまの話の隣に落ちる。画面の共有や映像の通話にも対応し、専用のエージェントを作ってつなぐこともできる。実用の面では、ある話題を囲んで話すとき、助手は呼べば来る調べ役と記録役になる。軽い面では、点検の記録や反応の絵を作るのもその仕事である。
無料はどこまで無料か
基本の機能は無料で、二つのモデルの会話、文書の読み取り、網の検索、画像の理解、映像の生成という中核がすべて無料の範囲に入り、機能の壁もない。あるボタンを開けるために先にチャージしたり会員になったりする必要はない。差がはっきり出るのは長い文章の処理とプログラミングのように計算量を食うシーンだ。
入れる値があるのは、他の助手より多くを理解するからではない。正しい位置に置かれているからだ。選択で小窓がカーソルについてくる。ファイルは伝言の道具から直接入る。モデルは仕事の性質で選ぶ。毎日伝言の道具でファイルを受け取り、ブラウザと文書の間を行き来する人にとって、ここで省けるのは実際の切り替えの費用である。基本が無料なので、試す費用はほとんどない。