検索窓からタスクの作業台へ、Tiangong の姿は変わった
要約
検索はいまや入口のひとつに過ぎない。万能アシスタントが言葉で書いた仕事を引き受け、自分でスキルや専門家を選んで実行し、時刻を決めて走らせ、チャットにも常駐できる。人が見ていなくても仕事が進む。
おすすめ- ソフト名
- Tiangong
- バージョン
- 20260917
- 料金
- 無料
- オープンソース
- 非オープンソース
- OS
- Web
- 公式サイト
- https://www.tiangong.cn/
- 更新日時
- 2026-10-05 18:02
昔の名前で検索すると公式サイトに着く。ただしページの題名はすでにスーパーエージェントで、画面では万能アシスタントが、タスク処理の新しい体験を一歩で開くと挨拶する。検索は左のナビの第一階層に残り、ナレッジベース、デザインエージェント、動画エージェントと並ぶ。それらを囲むのが、タスク単位で組まれた作業台だ。
公式かどうかはフッターで確かめる。著作権表示と運営会社の届出番号が並ぶ。

仕事をアシスタントに渡す
メイン画面には三つの入口がある。新規プロジェクト、定期タスク、専門家とスキル。加えてチャット経路の接続と、アシスタント自体の設定もできる。入力欄の案内は、タスクを書く、スラッシュでスキルと操作を選ぶ、アットマークでファイルを参照する、というもの。ひとつの欄が指示と能力と素材を同時に受け取る。欄の中にはモデルの自動選択もあり、システムが仕事に合うモデルを選ぶ。
定期タスクがあれば決めた時刻に自動で走り、チャット経路をつなげば普段使うメッセージ道具の中に住み着く。人が見ていなくても仕事が進むのはそのためだ。
スキルは 定番の成果物を押さえる
スキルの列には、スライド、文書、画像、表、動画、定期タスク、そして全スキルの一覧が並ぶ。画像スキルには新着の印が付き、一覧はまだ伸びている。スキルはタスクの中で直接呼ぶことも、下の専門家に渡して組み合わせることもできる。
職種から探す専門家の市場
専門家は九つの領域に分かれる。汎用オフィス、製品とデザイン、教育と研究、コンテンツ制作、金融と経済、効率化ツール、マーケティング、開発、医療。領域の札はカードの上に横並びする。業種から探すのが公式の主経路だからだ。各カードはスキル数と利用回数を公開している。スキル1件で17.1K回、10件で17.8K回、といった具合で、選ぶときに実際の利用量が参考になる。

招かれた専門家をいくつか挙げると、研究論文の専門家はスキル4件で148.4K回、デザイン実装の専門家は3件で181.1K回、短いコンテンツの専門家はテーマ選びと見出しの調整、執筆までを担い18.6K回。

三つは言葉を足しておきたい。ブランド可視性の診断は、あるブランドが主要なAI検索基盤でどれだけ言及され、推薦され、論じられているかを分析し、基礎調査、可視性、世論、評価と提案の四段階で進み、競合分析付きのHTMLレポートかクラウド文書を出す。プレゼンの専門家は聴き手の状態の移り変わりに沿って素材を組み、台本と時間配分の付いたHTMLスライドか、要素ごとに編集できるネイティブファイルを作り、生成画像と図表も添える。三つ目は書籍、動画、ポッドキャスト、講座、講演、長文から方法論を蒸留し、再利用も組み合わせも改訂もできるスキルに変える。
検索窓からタスク基盤へ
検索の入口はナビとヘルプセンターに残る。この製品はAI検索から始まり、いま公式ページが見せているのは検索と制作とエージェント作業を合わせた基盤だ。検索で出てきたものはナレッジベースやデザイン、動画のエージェントへ運んで続きを加工でき、検索結果がそのまま次の仕事の素材になる。

だれに向くか
配置は三種類の人を指す。検索を調査の仕事に格上げしたい人。職種別に出来合いのAIワークフローを探す働く人で、九領域は運用、営業、製品、研究をかなり覆う。そしてアシスタントを普段のメッセージ道具に住まわせ、仕事を時刻どおりに走らせたいヘビーユーザー。
正直な注記を二つ。一つ目、サイトはいまスーパーエージェントを語りの中心に置く。昔ながらの素の検索窓を探すならナビの検索入口から入る必要があり、出てくる姿は記憶とは違う。二つ目、専門家市場の中身は招かれた第三者が提供する。利用量とスキル一覧は公開されているが、自分の仕事で小さく試してから使うのがよい。
検索エンジンが仕事を引き受けるようになると、競争の焦点はどこに答えがあるかから、誰が答えを仕上げられるかへ移る。