Runway は生成と仕上げを一つの作業台にまとめ、Gen-4.5 を軸にする
要約
生成も画像の手直しも仕上げも、同じ口座と同じ作業場所を分け合うので、直すために書き出し直す必要がない。無料の範囲は 125 クレジットを一度だけ配り、有料は年払いで月 12 ドルから。
おすすめ- ソフト名
- Runway
- バージョン
- 4.5
- 料金
- 無料
- オープンソース
- 非オープンソース
- OS
- WindowsmacOSiOSAndroid
- 公式サイト
- https://runwayml.com/
- 更新日時
- 2026-10-06 16:14
トップページの書き出しは売り込みというより宣言に近い。現実世界のための知能を作る、という一文だ。公式の説明はこう続く。世界を理解し、世界を模し、世界の中で動く基盤的な知能を作っており、製品とサービスはその土台の上に載る。下には三本の線がぶら下がる。Runway Creative は作る人向けのクラウドの一式、Runway Dev は開発者向けのメディア基盤と接続口、Runway Robotics は機械のために方策の推論と模擬をまとめた道具箱だ。三つは同じ一群のモデルの上に立ち、世界で六千万人を超える作り手が使ったと公式は記す。
作ることと仕上げることが同じ作業台に載る
創作向けの一式についての公式の説明は、動画と画像と音を一つの作業場所で生み出し、その場で編集できる、というものだ。短い一本を吐き出すだけの窓口ではない。生成も編集も仕上げも同じ素材の上で進むので、ある道具から書き出して別の道具へ読み込む手間がない。購読が届く範囲は自社の出力より広い。製品ページには、同じ購読で Runway と他の研究室のモデルを、動画と画像と音と言語の四つの系統にわたって使えると書かれている。公開された一覧には自社の Gen-4.5 と並んで、外部の動画、画像、音のモデルが載る。作り手にとっては、どこの絵が良い、どこの動画が安定すると言って口座をいくつも持つ必要がなく、同じ作業場所で必要に応じてモデルを替えれば済むということだ。

Gen-4.5 は公式が押し出すモデル
研究のページは Gen-4.5 を世界で最も優れた動画モデルと呼び、根拠を三つに絞る。動きの質、指示への従い方、画面の忠実さだ。この三つは、AI の動画が長く指摘されてきた三つの不満、動きが流れる、言うことを聞かない、絵が甘い、にそのまま重なる。同じページは GWM-1 を汎用の世界モデルとして挙げ、現実世界との関わりを役割とし、モデル全体の床として扱っている。
仕上げも同じ作業場所で続く
Runway は一本作って終わりにしない。製品ページには、編集室がもともと使っている二つの編集と合成の道具向けのプラグインがあり、素材をその時間軸の中で生み、直し、延ばせるとある。同じページの編集機能には Aleph の第二世代も含まれる。標準の段以上では 4K 拡大と透かしなしの書き出しが付く。トップページは想定される道を三つにまとめる。エージェントで作る、自分の流れを組む、企業の規模で使う。

もう二つの出口、開発者と機械
同じモデルは別の二つの出口からも外へ出る。Dev は鍵と文書を配り、開発者が Runway や他の研究室のモデルで本番の出力を作れるようにする。Robotics は方策の推論と評価と合成データの生成を道具箱にまとめ、そのすべてを GWM-1 が動かす。個人にとって近い出口は MCP だ。製品ページには、Runway を外部のエージェントに繋げられると書かれている。つまり助手に直接素材を作らせられ、ブラウザで一つずつ押す必要はない。
料金は 125 クレジットで試せて、月 12 ドルから
段は四つ、いずれも米ドル建てだ。Free は考えを試したい人向けで、公式は永久に無料と記し、125 クレジットの一度きりの配布と 5GB の素材置き場を付ける。Standard は AI の動画に本気で取り組む作り手向けで、月払い 15 ドル、年払いなら 12 ドル(年払いで 36 ドル得ると公式が記す)、月に 625 クレジット。公式はこれを Gen-4.5 で 52 秒、Gen-4 Turbo で 104 秒、Gen-4 の 1080p の静止画で 78 枚と換算する。機能はすべての動画と画像のモデル、同時に 5 本の生成、透かしなし、4K 拡大、20GB の置き場を含む。その上に Pro(年払いで月 28 ドル、2250 クレジット、同時 15 本)と Max(年払いで月 76 ドル、9500 クレジット、同時 20 本)が続く。
クレジットの数え方と足し方
公式の問答はかなり細かい。クレジットはモデルと長さと解像度に応じて減る単位で、たとえば Gen-4.5 は動画一秒につき 12 クレジットを消費する。料金ページの別の換算表では5 秒で 60 クレジットと記されている。無料の段の 125 クレジットは一度だけ配られ、期限は切れない。Standard と Pro の月ごとの分は繰り越せず、請求の区切りごとに戻る。Max は使い残しを一か月だけ持ち越せる。足りないときは管理画面の請求の頁からいつでも買い足せて、最低が 1000 クレジット、買い足した分の期限は切れない。

先に言っておく三つの境目
クレジットは減るもので、しかもモデルによって減り方が大きく違う。Gen-4.5 の一秒 12 クレジットは、625 クレジットでひと月に完成品およそ 52 秒という計算になる。案件で使うなら先に量を数えたほうがいい。価格は米ドル建てで、段もクレジットの規則も変わる。買う前に見るべきは今の料金ページで、画面の写真ではない。いくつかの能力はまだ早い段階にある。世界モデルの研究や画面生成のモデルがそうで、Aleph や 4K 拡大のような進んだ編集は下の段では量や使える範囲に限りがある。本番の流れに載せる前に、小さく試すのが妥当だ。
短く言えば、Runway が売っているのは動画生成器のもう一つではなく、生成と編集と仕上げが同じ場所に住むクラウドの作業場所だ。個人は無料の 125 クレジットで試せ、有料は年払いで月 12 ドルから、必要なら同じ口座からいくつもの研究室のモデルを呼べる。MCP を使えば、助手にその全部を直接呼ばせられる。