Free Video Compressor:送れる大きさまで動画を小さくする

要約

Free Video Compressor は、ほぼすべての一般的な形式の動画ファイルを、映像と音声の圧縮率を指定して小さくする軽量ツールです。個人利用と非営利利用は無料です。

おすすめ
ソフト名
Free Video Compressor
バージョン
20230213
料金
無料
オープンソース
オープンソース
更新日時
2026-10-06 19:45

ファイルとメッセージの間にあるのは一つの数

Free Video Compressor は、説明しやすい問題のためにあります。映像は問題ないのに、ファイルが大きすぎる。添付には大きすぎ、チャットの窓には大きすぎ、撮影した端末の保存領域にも大きすぎる。プログラムは軽く、個人利用と非営利利用は無料で、答えとして返すのは二つの設定だけです。長い選択肢の列ではありません。

受け付ける形式は、手元にたまりがちなもののほぼ全部を覆います。MP4(MPEG4)、MPG、AVI、FLV、F4V、M4V、WMV、MOV、MKV、ASF、そして RMVB または RM。この一覧こそが約束の実用的な半身です。一つの入れ物しか受け付けない圧縮ツールは、フォルダーの三つ目のファイルで失敗します。

入れ物と、その中身

この一覧に並ぶ拡張子は、入れ物の名前であって、圧縮の方法の名前ではありません。AVI で終わるファイルは、映像のトラックと音声のトラックと時刻の情報が入った箱で、中の映像がどう符号化されているかは拡張子には書かれておらず、外から見ても分かりません。だから同じ文字列で終わる二つのファイルがまったく別の作りになっていることも、同じ符号化方式が別の入れ物に入っていることもあります。これを一度理解すると、形式の一覧の読み方が変わります。開けられる箱についての約束であって、開けてみるまで中身が読めるかどうかは分からない、ということです。日常の作業でいちばん効くのは、この一覧が十分に広いので、そのファイルがどこから来たのかを前もって考える必要がない、という点です。

メイン画面

二つの圧縮率が実際に何をしているか

映像の圧縮に魔法はありません。一秒の絵に何ビット使うかという話です。少なく使えばファイルは小さくなり、少なくしすぎれば、符号化にいちばん費用のかかる場所、つまり流れる水、落ちる葉、人混み、紙吹雪で、目に見えて甘くなります。ここで示される設定がそのレートであり、この種の道具の仕事は、内容にとって許容できる範囲で最も低い値を選ぶことに尽きます。

音声も同じ理屈で、しかもはるかに我慢がききません。話し声は驚くほど低いレートでも聞き取れますが、音楽は無理です。音楽会の録音を電話の音質まで落とすと、他の何かと取り違えようのない不快さになります。それを別の設定にしていることは、動画を圧縮することと、その音を壊すことの違いです。

圧縮のオプション

流れは線ではなく輪

ファイルを読み込み、画面が中身の情報を示し、二つのレートを決めて圧縮が始まる。説明が省いているのは、実務でこそ大事な部分です。結果は見なければなりません。会話の録画には妥当に見えたレートが、コードの画面録画では継ぎ目を見せます。分かる方法は一つだけで、パーセントではなく出力を見ることです。

だからこの種の道具では二度回すのが普通です。一度目で限界がどこかを見て、二度目はその少し上で回す。処理が短いので二度目はほとんど手間になりません。専用の圧縮ツールが、ついでにも圧縮できる編集ソフトより割がいいのは、まさにそこです。

それでも大きさが大事な理由

圧縮は場所を空けるためだけのものではありません。持ち運べるほど小さいファイルは送れるファイルであり、送れるファイルは一度は見てもらえるファイルです。同じ録画が四分の一の大きさで、携帯で見られる程度なら、ダウンロードを待つことのない人のところへ届きます。同じデモが、添付できるほど小さければ、誰も開かないフォルダーではなくメッセージとして届きます。

向いているところ

正直なまとめは狭く、その狭さが要点です。これは編集ソフトではありません。切らないし、色を合わせないし、手ぶれも直しません。大きすぎるファイルを受け取り、そうでないものを返す。使うのは、それを決める二つのパラメーターだけです。週に一度、しかも都合のよいときに限って現れない仕事には、つまみが二つある小さな道具のほうが、四十ある大きな道具より向いています。