Final Cut Pro 11.2:吸い付く時間軸と、緑の幕なしの切り抜き

要約

Mac でしか動かない本格的な動画編集の道具。磁石のように吸い付く時間軸は隙間を自分で詰め、学習したマスクは緑の幕なしで人や物を切り抜く。話した言葉はそのまま字幕になり、数時間の素材は言葉で探せる。買い切りで、九十日試せる。

おすすめ
ソフト名
Final Cut Pro
バージョン
11.2
オープンソース
非オープンソース
OS
macOS
更新日時
2026-10-06 17:53

速さと本格さ、ふつうは両立しない二つ

Final Cut Pro は本格的な仕上げの道具で、Mac でしか動かない。使う人の幅は珍しいほど広い。自分の部屋で毎週一本を切る人も、放送に出す仕事を作る制作の現場も、同じ道具を使っている。提供元自身の処理装置に深く合わせてあり、それが二つの形で現れる。素材は置いたほぼ同じ瞬間に時間軸へ載り、8K の素材も引っかからずに流れる。2026 年 9 月の時点で 11.2 版が現行で、新しく使う人は九十日のあいだ全部の機能を試してから買うかを決められる。

時間軸での編集

隙間を自分で詰める時間軸

見分けるための印は、磁石のような時間軸である。切り身は平行な線の上を漂うのではなく、互いに吸い付いて並ぶ。だから途中の一区間を消すと、後ろがひとりでに繰り上がってその場所を埋める。手で直す穴は残らない。順番を入れ替えるのも、二つの画のあいだに重なりを入れるのも、引きずる一つで済む。線を使う編集から来た人なら、一時間ほどでこの理屈が自然に感じられ、そのあとは手放しにくくなる。はじめから入っている案内と見本の仕事があるので、最初の一度は説明書ではなく本当の編集になる。

面倒な作業は機械へ

学習したマスクによる切り抜き

この二年ほどの版は、繰り返しの作業のかなりの部分を自動にした。磁石のマスクは、緑の幕なしで撮った素材から人や物を切り離す。かつて一晩を食っていた一コマずつの切り抜きが要らなくなる。話した言葉はそのまま時間軸の上で字幕の帯になり、あとから一行を直すのは、字幕のデータを一から打つよりずっと速い。さらに新しいのが、話した言葉の検索と画面の検索である。欲しい画を普通の一文で言えば、何時間もの素材から探し出す。拍の検出は音楽の太鼓の位置に印を付けるので、リズムに合わせて切る作業は、耳で小節を数えるのではなく、切れ目を印の上に置くことになる。

形式と色、本格さの床

色合わせと素材の管理

携帯で撮った素材も映画用の機材で撮った素材も、よく使われる本格向けの形式ならそのまま取り込め、あいだに変換を挟まない。携帯でそのまま録った素材については、新しい版が露出や色温度をより細かく動かせるようにした。Log の素材も、公式の LUT を当てれば本来の色が戻る。空間映像の取り込みと編集にも対応しており、これは今日のための機能というより、これから来る表示の器械への備えである。

複数のカメラと素材の管理、長い仕事にも耐える

聞き取り、結婚式、催しの記録といった複数カメラの仕事では、何本もの素材を時間で自動的にそろえる。カメラの切り替えは一回押すだけで、生放送で画を切り替えるのと同じ具合だ。素材の庫は合い言葉、評価、賢い集め方を扱えるので、数千の画から使いたい数本へ、転がさずに絞れる。時間軸は高いこま数の仕事や没入型の映像も受け止める。長い作品も短い作品も、縦長の短い一本も、三つの流れに分かれず同じ流れの中に収まる。

音と画の効果も箱の中

切り貼りは、付いてくるものの一部にすぎない。色合わせ、音の処理、字幕づくりが、それぞれ一式の道具を持っている。色の輪、曲線、本格向けの測定器がそろい、ほとんどの仕事で要る雑音消しや残響も、追加の部品を探さずにそのまま使える。題字や動きの図形をもっと凝ったものにしたくなったら、同じ筋の動きの道具が並んで働き、仕事は書き出しを挟まずに行き来する。

一度だけ買う場合の計算

Mac 版は一度だけの買い切りで、価格は三千元をわずかに下回る。そのあとの大きな版は以前から持ち主には無料なので、仕事の上に定期の料金がのしかかることはない。板の器械には月ごとの版が別にあり、机を離れた軽い編集に向く。もともと Mac で切っている人なら、仕組みとも器械ともほとんど継ぎ目なく合う。自分に合うかどうかは、九十日の試しがどんな説明よりよく答えてくれる。手元の環境がこの版の求める水準に届いているかも、その試しの間に分かる。

Final Cut Proダウンロード
対応OS: macOS