Apache OpenOffice、六つの部品がそろい、使用料はかからない
要約
Apache 財団による息の長いオープンソースのオフィス製品。Writer、Calc、Impress ほか三つの部品で日々の仕事を覆い、押し出す ODF は国際規格、どのシステムでも使用料はかからず、累計の取得は 3 億 3 千万を超え、最新の版は 4.1.16。
おすすめ- ソフト名
- Apache OpenOffice
- バージョン
- 4.1.16
- 料金
- 無料
- オープンソース
- オープンソース
- OS
- WindowsmacOSLinux
- 更新日時
- 2026-10-06 14:22
二十年を超えて使われてきた、使用料のかからない一式
Apache OpenOffice はオフィスソフトの世界の常連である。その由来は二十年以上前にさかのぼり、その時点ですでに六つの品の形が定まっていた。文書、表計算、発表、図画、データベース、数式の六つである。のちに Apache 財団の下でよく知られたオープンソースの企てとなり、Apache 2.0 の許諾の下に置かれ、誰でも無料で使える。許諾の料金はなく、機能の半分を料金を払う人に取り置くということもない。2026 年 9 月の時点で、公式の案内にある取得の数は 3 億 3 千万を超えており、最新の版である 4.1.16 は 2025 年 11 月に出た。無料という言葉は、機能を削って値段だけを零にしたものとは違う。ここでは六つの部品がすべて同じ配布物に入っている。
六つの部品で、日々の仕事は覆える
文書を受け持つのは Writer である。様式、目次、注、宛名の差し込みまでそろっており、長い文書を重い体裁で組んでも崩れない。表計算は Calc で、関数、集計、図表は日々の数え上げと報告に足りる。発表は Impress が担い、付属の型を使えば短い時間で一組の画面ができる。その三つの脇に、図画の Draw、データベースの Base、数式の Math が並び、部品どうしはつながっている。表の値を文書に貼って結びつけたままにでき、発表の中に計算した結果をそのまま抱かせることもできる。ひとつの包みを入れてしまえば、日々の仕事の連なりを三つの別々の道具から継ぎ合わせる必要はなくなる。どの部品も同じ一つの包みに入っているので、別々の製品を寄せ集めたときに起きる、書式が通らない、文字が化けるといった行き違いは最初から起こりにくい。前の三つしか使わない人にとっても、後の三つが道をふさぐことはなく、使わないからといって料金の対象になるわけでもない。長く使うほど、書いた書類が読めなくなる心配がないことの値打ちは大きくなる。
土台にあるのは開かれた文書の形式
これが推し進める ODF は国際規格であり、この形式を支えるソフトならどれでも、この一式が書き出した書類を開ける。その値打ちは書く当日よりも、何年も後に古い書類を読み直さねばならない日に効いてくる。中身の並びが一社の私的な作りに人質に取られることがないからだ。ありふれたオフィスの形式についても読み書きは今も改良が続いており、同僚と書類を交わす程度なら実用に耐える。言語もまた昔からの強みである。画面と綴りの辞書は世界で百を超える言語を覆っており、中国語の利用者も外に置かれていない。
複数の仕組み、足せる余地、共同体が作る
Windows、macOS、Linux のいずれにも公式の導入物があり、機械への要求は控えめで、古い計算機の上でも不平を言わずに動く。これは学校や小さな事務所では効く話である。機械は何年も前に買ったもので、取り替える予定はない。だが表を開き、発表を仕上げ、知らせを書くという仕事は、最新の道具でなければ成り立たないものではない。機械に控えめな一式は、その機械の寿命をその分だけ先へ延ばす。拡張の倉と型の倉は、欲しい人に追加の機能と素材を渡す。はじめから抱え込むのではなく、要る人が要る分だけ持ち込む形だ。共同体の企てとして、開発も翻訳も説明も世界中の志ある人が手分けして仕上げており、困ったときには分厚い説明と意見交換の記録が残っている。版の出る間隔は遅い。それが引き換えにしているのは、安定と、開かれた形式と、許諾の負い目のまったくないことである。
一覧に残しておくべき人
仕事の中身が文書、表計算、発表という昔からの三つで、そのために料金を払う気がないなら、この古典的な一組は新しく整えた機械の一覧に置いておく値打ちがある。勘定も、定期的な支払いも、鍵も要らない。書き出した書類は同じ開かれた規格を守るものなら何でも読めるので、あとから判断を覆しても、ためた分を失わずに済む。逆に、新しい機能が次々に押し寄せることはない。商業の一式の最新の趣を当てにする仕事なら、そこは物足りなく感じるだろう。それ以外の人にとっては、六つの部品はそこで二十年置かれていて、いまも開く。