Pitch、無料版はプレゼンの数に制限なし、AI の下書きと同時編集と訪問者の記録

要約

Pitch はベルリンのプレゼン作業場だ。代理人が下書きを作り、複数が同時に編集し、送った先で誰が開きどのページにいたかが分かる。無料版はプレゼンを無制限に作れ、有料は 10 ユーロから。

おすすめ
ソフト名
Pitch
バージョン
20261020
料金
無料
オープンソース
非オープンソース
OS
WindowsmacOSiOSAndroid
公式サイト
https://pitch.com/
更新日時
2026-10-21 12:33

ベルリンの八人が 2018 年にこれを始めたのは、プレゼンはもっとうまく作れるはずだと思ったからだ。七年たったいま、製品は自らを「チームのための AI プレゼン作業場」と名乗り、最初のページに出す数は四百万のチームになる。売っているのは一枚のスライドではなく、最初の一言から注文の署名までの距離だ。

八人で作った作業場

公式の紹介のページは素気ない。2018 年、八人の友人がプレゼンをきちんとやりたくて、そこから Pitch が生まれた。いまチームは五十人に近づき、足元の署名は Pitch Software GmbH、立ち位置を一文でまとめれば「ベルリンで作り、世界で使われる」になる。

自らを「最初の一言から注文の署名まで」の鎖の上に置き、下書き、共同作業、受け渡し、後追いがそれぞれ一区間を受ける。この立ち位置が機能の配置を決める。AI は付け足しのボタンではなく、鎖の始まりなのだ。

下書きが、そのまま直せるページとして届く

2026 年 5 月 27 日、Pitch は代理人を正式な能力にした。実在の雛形から出発して一式のプレゼンを生成し、できたページは編集できるままで、配置も配色も書体も続けて直せる。公式が挙げる三つは、数秒で下書きが出ること、会話の中で中身を変えられること、着想の相手になることだ。

要は何が出てくるかである。代理人は雛形の仕組みの中で組み立て、返ってくるのは編集画面の普通のページの対象なので、題を変え、配色を替え、配置を動かすといった作業がそのまま通る。やり直しは要らない。この選択が、生成された下書きに手を入れ続ける値打ちを与え、参照するだけの画像にとどめない。

画面

Anything Block、部品を言葉にすればページに生える

2026 年 10 月 6 日の製品の更新で Anything Block が加わった。欲しいものを一文で述べる。値段の計算器、切り替えられる見出しの付いた表示、お客の言葉が入れ替わる並び。それがスライドの上に現れ、いまの主題の配色と書体をひとりでにまとう。

公式の例はどれも、以前ならプレゼンのソフトを飛び出さねば作れなかったものだ。投資の戻りの計算器、競争の構図、あつらえた提案。以前は止まった画像にするか、ページを埋め込むかだったものが、いまはページの上で生まれついた区画になり、一つの段落を直すのとそう変わらない手間で直せる。

ブランドの一貫性は一つの源から

雛形、様式、ブランドの蔵、書体、語の調子という五つが、Pitch の中では一つの源を分け合う。作り手が決まりを入れ、営業が手にする新しいページはどれもその源から色と字を取るので、誰が触っても同じ姿になる。作り手が作った雛形は 150 組あまりが挙げられ、チームは自分の雛形を上げて、代理人にブランドどおり組み直させることもできる。

同じプレゼンを何人もで直す

共同作業は Pitch が最初に固めた違いだ。何人もが同じプレゼンを同時に編集でき、評言は場所に貼りついた文脈のある評言で、スライドには担当者を割り当てられる。吹き出しの欄で一度押せばそのページを同僚に渡せ、状態は未着手、進行中、完了に分かれ、表情の返しも添えられ、一枚の進み具合がページの上に書かれる。

評言の欄は右に掛かり、アット記号を打てば同僚の名を指せる。近道は Command と Shift と M。片づいた評言は記録としてページに残るので、あとでなぜそう変えたのかを確かめるときに効く。まとめての手当ても楽で、スライドの案内の欄でいくつも選び、状態と担当を一度に決められる。

語りをページの中に録る

編集の道具の欄に Record があり、押すと今のページに録画の区画が付く。録画の画面では先にカメラとマイクを整え、区画の中の自分を見られ、数えが終われば語りが始まる。録画中は次のページへ移って続けられ、止める、やり直す、捨てるもでき、言い間違えたら R でその一本を録り直し、終わりは Enter を押す。

録画のあいだ語る人の覚え書きを開いていてよい。録り終えた部分はページと結ばれるので、繋ぎを受け取った人は誰でもページをめくりながら説明を聞ける。時間の合わないお客は都合のよいときに見ればよい。

画面

受け渡したあとで、記録がはじめて効く

プレゼンが外へ出たあと、Pitch は訪れを書き留める。誰が見たか、どの機器か、どれだけいたか、どこまでめくったか、どの国から来たか。すべての訪れと一人ずつの客のあいだも切り替えられる。これらは共有の繋ぎに付き、Team の段には分析付きの進んだ繋ぎが 25 本、Business の段では本数の制限が外れる。

さらに Pitch rooms という場所がある。プレゼンと資料と背景をブランドのある部屋に入れ、繋ぎ一つで送り出す。お客はそこで必要なものを見つけられ、こちらはそこで何をしたかを見られる。この一歩が「添付を送って返事を待つ」を「どこまで読んだかを見る」に替える。

画面

自分の仕組みに繋ぐ

2026 年 8 月 12 日、Pitch は MCP とインターフェースを開いた。外の仕組みからプレゼンの生成と送付をそのまま起こせる。通話の記録や客の仕組みの欄をあつらえた提案に変えるとか、自分の流れの中で受け渡しを始めるとか。webhook と組めば、プレゼンは手作業ではなく、流れに掛けられる一区間になる。

段

年払いの月あたり

含むもの

無料

0

プレゼンは無制限、AI の割当 100 を一度だけ、客 2 人、作業場 1

Plus

10 ユーロ

毎月 500 の割当、自前の書体、映像の上げ、印を外した PPTX

Team

15 ユーロ

分析付きの繋ぎ 25 本、作業場 3、客の部屋 2、客 25 人

Business

20 ユーロ

これらの数がすべて外れる

始める前に知っておきたい二つ

一つは生まれつき網に繋がっていること。中身は雲の上にあり、共同作業も分析も録画も勘定が要る。利用者の側は Mac、Windows、iOS、Android を覆い、網の外では短い途切れしか埋められない。

もう一つは無料版の AI の割当が限られること。100 の割当は一度に渡され、足されない。代理人を日常の道具にするなら、たいていは Plus 以上に落ち着く。日常的にプレゼンを作る主力にするなら値打ちはあるが、無料版で無制限に生成できると期待すると足りなく感じる。

Pitch はプレゼンを下書き、共同編集、受け渡し、振り返りの四つに分け、どれにも支えがある。代理人と Anything Block が着想を直せるページに変え、評言と担当が何人もの作業を一つのファイルに収め、訪れの分析が「お客は本当に見たか」に答える。ベルリンの八人が今日四百万のチームになり、値段は 0 から、AI を重く使うなら 10 ユーロから。プレゼンを一つの企画として扱いたいなら、この道はかなり整っている。

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