Vic Diary:日記を自分の機械に置いておく Markdown ツール
要約
Vic Diary はクロスプラットフォームの Markdown 日記ツールです。内容は AES で暗号化してローカルに置かれ、オフラインで使え、全文検索、プレーンテキストの書き出し、簡単な執筆統計を備えます。
おすすめ- ソフト名
- Vic Diary
- バージョン
- 20250623
- 料金
- 無料
- オープンソース
- オープンソース
- 更新日時
- 2026-10-06 16:15
ローカル優先は標語ではなく、取捨選択の組です
Vic Diary は Windows、macOS、Linux 向けの Markdown 日記ツールで、決定的な判断はテキストがどこに住むかです。目の前の機械の上の暗号化されたファイルであり、誰かのサーバーではありません。この選択は、機能の一項目として扱うのではなく本気で受け止める価値があります。プログラムのほぼすべてを、これが決めているからです。アカウントはなく、同期もなく、料金の段階もなく、中止されるものもありません。同時に救済もなく、自分でファイルを移さない限り、別の機器から昨日の記述を読む方法もありません。最初の一覧を短くするプログラムは二番目の一覧を長くし、それを選ぶ人は、どちらの一覧が欲しいかを選んでいます。
この取り決めが買ってくるのは、別の種類の耐久性です。日記は価値が何年も後に実現する種類の書き物であり、つまり形式が機能より重要です。Markdown の印を付けたプレーンテキストのファイルは、明日書かれるエディタでも開け、テキスト検索で探せ、スクリプトで本に変えられます。アプリのフォルダの中の独自データベースにはできません。そしてそのアプリが保守されなくなった日が、その差が見える日です。

パスワードが実際に守るもの
内容は AES で暗号化され、パスワードで守られています。誠実な説明は、それが等しくない二つの脅威を分けて述べることです。ノート PC を持ち去る人、フォルダをコピーする人に対しては非常によく守ります。パスワードがなければ、そのファイルは雑音です。日記が解錠されている間にすでに機械の上でコードを動かしている相手には、守りは弱くなります。その瞬間、テキストはメモリと画面の上にあるからです。二番目の場合を直せる消費者向けアプリは存在せず、直せると主張するものは暗号ではなく販促を語っています。
暗号化はまた、暗号化ソフトの利用者が最もよく飛ばす唯一の義務を生みます。パスワードを失えば内容を失います。再設定を握っているサービスがないからです。これは意図であって欠陥ではありませんが、責任を利用者の側へ移します。バックアップは暗号化ファイルの控えとパスワードの記憶の両方でなければならず、その二つを同じ場所に置いてはいけません。十年書く日記は、その点で正しくあり続けるには長い時間です。

Markdown と即時プレビューは正しい折衷です
Markdown で書くというのは、元のファイルがプログラムなしでも読めるということです。見出しが見出しに見えるのは、前に井桁があるからで、見えないメタデータのせいではありません。代価は、生の Markdown は長く読むと快適でないことで、だからプレビューがあります。打ちながら描画されるプレビューは、形式の耐久性と読みやすさの間の隙間を埋めます。そしてこの組み合わせが、プレーンテキストの日記を、規律の問題ではなく毎日使えるものにします。
一日に一つ、日付から自動で作られるというのが、その判断のもう半分です。新しい記述ごとに「どこに置くか」を尋ねる日記は、疲れた夜に書かれない日記です。構造を先に決めておくことで、書くことが構造についての判断から始まらずに済み、日付は事前に必ず分かっている唯一のメタデータです。

日記が実際に使う二つの機能
全文検索と、語が何回現れたかの計数は、何年分もの記述を、問いを立てられるものに変えます。計数は小さな細部で効果は大きく、あることが一度だけ言及された日と、しきりに言及されていた時期を分けます。そしてその差はたいてい、思い出そうとしていたものそのものです。執筆の統計は逆方向から同じことをし、習慣の内容ではなく形を示します。どの月が実り多く、どの空白が引っ越しや病気に対応するか。どちらも賢い機能ではありません。どちらも二年目から値が出る種類のものです。
書き出しは非常口であり、そう扱われるべきです
記述は文書処理のファイル、PDF、画像、プレーンテキストとして出せ、コレクション全体をMarkdown で一括して書き出せます。重要なのは一括のほうで、書庫が閉じ込められていないという約束だからです。一件をきれいな形式で書き出すのは誰かに見せるため、全部をプレーンテキストで書き出すのは、プログラムがなくなった日を生き延びるためです。前者だけを用意して後者を用意しないプログラムは、画面写真一枚で信じてもらおうとしています。

画面と、広告がないこと
いくつかの配色テーマ、その一つは暗色、そして広告がない。どちらも小さな主張に聞こえ、この用途ではどちらも効きます。日記はほとんどのソフトより夜に読み書きされる頻度が高く、それが暗色テーマを好みではなく機能要件にします。そして何かを売ろうとする書字面は、開かなくなる書字面です。画面は意図的に簡素で、簡素さはここでは機能です。静かな部屋が機能であるのと同じ意味で。
ロードマップには気づくべき矛盾があります
クラウド同期、多言語、ブログ公開が方向として挙げられており、最初のものは以上のすべてと緊張関係にあります。ローカル優先と同期は同じ約束ではなく、約束を守る同期、つまり暗号化ファイルを端から端まで暗号化して運ぶ形は、守らない形よりはるかに作るのが難しいものです。これはロードマップへの批判ではなく、ロードマップを注意して読む理由です。現在の価値が「何も機械を出ないこと」にある製品は、それを変える機能をどう説明するかで評価されるべきです。
誰に向いているか
クラウドのノートを試して、月額とアカウントと同期の衝突が、書くことの価値より高くつくと思った人へ。もともとプレーンテキストで書き、プレビューと検索を三つの道具から組み立てずに欲しい人へ。日記の中に、サービス提供者と共有する文書には置きたくない内容がある人へ。そしてノートアプリが終了するのを見て、以来、読み手より長く生きる形式を好むようになったすべての人へ。プログラムは小さく、その小ささが論拠です。四つのことをし、残りの三十が準備中だとは言いません。