純粋な Rust で書き直した公開の画像の道具、層を持つ PSD もそのまま開ける
要約
一から純粋な Rust で書き上げた画像の道具。層、覆い、調整の層がそろい、層を持つ PSD もそのまま開ける。命令の列と MCP の口から、手順や自動の流れにも渡せる。
おすすめ- ソフト名
- PhotoCraft
- バージョン
- 0.6
- 料金
- 無料
- オープンソース
- オープンソース
- OS
- macOSWindowsLinuxWeb
- 更新日時
- 2026-10-10 11:15
純粋な Rust で一から書き上げた公開の画像の道具。層も覆いも調整の層もそろい、PSD の書類もそのまま開ける。
画像を扱う仕事は、この几年でますます網に頼るようになった。まず申し込み、次にログイン、素材は雲のうえへ送られ、書類の形はますます固く閉じられる。いつか道具を変えようとしたとき、難しいのは新しい画面を覚えることではないことが多い。長年ためた層のある書類が移らないことだ。層の仕組みが崩れれば、数年前の案件は平らな一枚の絵しか残らない。
PhotoCraft は別の道を行く。ArtCraft の班が公開した画像の道具で、純粋な Rust で一から組み、コードは GitHub に置かれ、MIT と Apache-2.0 の二つの許諾で出ている。入れ終われば網につながずに使え、account も要らず、何も外へ送らない。
一から書き直す。ページをかぶせた殻ではない
いま机の上の画像の道具の多くは、実のところページを殻で包んだものだ。立ち上がりは遅く、記憶を食い、操作といつも一枚隔てている。PhotoCraft はそうしない。元から机の上で動く道具で、仕組み全体を二十四のクレートに分け、画面の下には純粋な中身の文書の形と、命令を扱う仕組みがいる。
画布の描画は wgpu で組んだ描画の装置を通り、後ろ側は Metal、Vulkan、DirectX 12、WebGPU を覆う。案件はさらに、比べるための処理装置側の合成も残していて、二つの結果を突き合わせて試す。その下では画素を書き込み時に複製する瓦でまとめ、取り消しはほとんど待たず、大きな画布でも一度に何十ギガバイトも食わない。公式の数字が一つある。半径百八十のぼかしを三百六十万画素の画像にかけ、複数の核を並べて一秒足らずで終わる。

PSD を開いても、層はそのまま
意匠を扱う人にとって、PSD が最も実際的な関門だ。PhotoCraft の PSD 対応は別に書かれた部分で、公開された仕様に沿って読み取りの仕組みを一から組み、出来合いの商業のコードは呼ばない。
公式の試した数はこうだ。psd-tools の三百九の試験の書類のうち、保存し直したあと三百七が同じ絵になり、別の混ざった組では百七十のうち百六十九だった。まだ形にしていない部分は捨てずにそのまま持ち越す。はっきり書いておきたいのは、保存し直した書類が元の書類と一バイトずつ同じではないことだ。変わるのは画像の資源、層の記録、合成の結果で、忠実さは同じに見えるという段に落ちる。PSD のほか、大きな書類の形 PSB も開けて保存できる。
手に馴染んだ古い癖
道具の並びは皆が期待する形に広げてある。選択の枠、投げ縄、魔法の杖、素早い選択、対象の選択、筆、鉛筆、混ぜる筆、複製の印、修復の筆、覆い焼き、焼き込み、海綿。位置はどれも見慣れたところだ。こうした道具を使った人なら、もう一度覚え直す必要はほとんどない。
層の側には、組分け、切り抜きの覆い、画素の覆い、矢印の覆い、塗りの層、賢い対象、賢い濾しがあり、混ぜ方は二十七通り、不透明度と塗りは分けて扱える。調整の層は十六通りで、曲線は色の筋ごとに別々に動かせ、階調はその場で度数を描き、白黒、色の筋の混合、勾配の対応、写真の濾し、色の検索もそろう。どれも覆いを付け、いつでも切れ、順を入れ替えられ、元の画素は動かない。

色の覆いは広い。RGB、灰階、CMYK、Lab の四つの型、八ビット、十六ビット、三十二ビットの三つの深さで書類を作れ、深さと色の型は動かしている間の中身なので、どの道具もどの深さで働く。内側の ICC の色の管理も Rust で組み、設定の埋め込み、変換の意図、黒の点の補い、柔らかい見本、色の範囲の警告まで抜けがない。

選択の道具には、手で動かす枠と投げ縄のほか、素早い選択、対象の選択、主題の選択といった自動の道もある。どれもその機械の中で走り、網も アカウント も要らない。選択はそのまま層の覆い、矢印の道筋、形の層に変えられる。

どの操作も、一本の命令
PhotoCraft にはあまり見ない作りがある。画面のどの品目、道具、対話の窓も、その裏は一つの共通の命令の表に登録された命令で、数は五百を超える。つまり、あなたが押して出せる動きは、手順も AI も呼び出せる。
命令の列を扱う道具が付いており、窓を一つも開かずに書類を処理できる。PSD を読み、命令と数値を順に当て、PNG に書き出す。一つの書類の束に同じ動きをまとめて当てることもできる。さらに、その機械の中の戻りの番地だけを聞く JSON の制御の通り道と、MCP の給仕がある。後者は代理人が外の道具を呼ぶときによく使う約束だ。公式のページの画像は、どれもこの通り道から窓なしで描き出したものだ。
土台としては macOS、Windows、Linux、FreeBSD を元から支え、仕組み全体を WebAssembly に組んで閲覧の道具の中で走らせることもできる。網につながずに使う、account が要らない、利用の記録を取らない。この三つはかなり徹底していて、どの場面でも網での確認を求めず、背景で黙って更新の見張りを入れることもない。
いま、どこまで使えるのか
正直に書いておきたいのは、二〇二六年十月の時点で PhotoCraft はまだ早い アルファ の段にあり、版の番号がようやく 0.6 に届いたところだということだ。公式の予定には率直に書かれている。成熟した商業の画像の道具と比べ、実際の出来はまだ半分にも遠く、職業で使う人にとって日々の仕事を代われる割合は四分の一から三分の一ほどで、まだ数か月分の仕事が残る。
いま明確に欠けているのは、生成する AI の働き、まだ作っていない約二十の道具、組版と印刷の流れの深さ、外の追加の部品との相性だ。班は、土台ごとの二進の部品を読み込むのではなく、切り離した WebAssembly の追加の部品を動かす仕組みを選んだ。文字の層は画布の上で直接に直せ、PSD と行き来しても残るが、組版の細かい制御は成熟した道具にはまだ届かない。
たまに画像を扱うだけで、あまり使わない働きに払い続けたくない。あるいはまとめての修正を自分の手順や自動の流れに組み込みたい。そういう人には、まず落として試す値打ちがある。手元の主力の道具を完全に置き換えることについては、公式自身がまだその時ではないと言っている。