空間とプロジェクトとタスクの三段で整理する Nozbe、無料の範囲は 3 人と 3 件まで

要約

GTD の考え方に沿って組み立てたタスクとプロジェクトの道具。空間、プロジェクト、タスクの三段構造で、共有、使い回せる雛形、作業時間の記録を備える。無料の範囲は 3 人までと進行中の 3 件まで、現行版は 2026.16。

おすすめ
ソフト名
Nozbe
バージョン
2026.16
オープンソース
非オープンソース
OS
WindowsmacOSLinux
公式サイト
https://nozbe.com/
更新日時
2026-10-06 07:08

まず空間を作り、そこへプロジェクトを入れる

Nozbe の構造は三段になっている。空間、プロジェクト、タスクである。空間は用途を切り分けるための入れ物で、会社の用事を一つ、個人の用事を一つ、という分け方がよく使われるが、チームごと、客先ごと、暮らしの状況ごとに分けても決まりはない。プロジェクトは空間の下にぶら下がり、タスクはプロジェクトの下に入る。区切りと印を組み合わせて二段目の分類にする。タスクには締め切り、必要な時間の見積もり、優先度、知らせを付けられ、コメントは書式と添付を扱え、終わったタスクは履歴へ移って、あとから当時どう処理したかを辿れる。思いつきを一つの受信箱に放り込む癖のある人にとって、階層の値打ちは、その用事がどの文脈で進むのかが一目で分かることにある。

Nozbe の複数の空間とプロジェクト一覧

共有のプロジェクトと、使い回せる雛形

複数人で進めるときは、同じ空間の他の参加者へプロジェクトをそのまま共有でき、コメントとファイルはタスクの下に残るので、進み具合を別の会話画面で追う必要がない。一つの用事を何人かで分けるなら、関わるタスクを同じプロジェクトに入れて割り当てればよく、コメントで名前を挙げれば相手に知らせが届く。繰り返す手順は雛形として保存でき、新規の客先受け入れや毎月の締めといった決まった動きは複製から始められる。雛形にはタスクの一覧と区切りをあらかじめ入れておけるので、当てたあとは日付と名前を差し替えるだけで済む。開発元自身もこの道具で開発を回しており、木曜までに日常の用事を片づけ、金曜は週の振り返りと自分の学びに充てるという取り決めを社内の決まりとして書いている。

Nozbe で他の人と共有しているプロジェクト

どの環境でも、網がなくても記録できる

利用する側はウェブ、Windows、macOS、Linux、そして iOS と Android を覆う。持ち歩き用は素早い書き込みを、机上のものはキーボードの近道を用意し、予定表は外部の予定表サービスとつなげられる。つながっていないときは手元に記録し、戻ったところで自動で揃う。同じアカウントで入れば、持ち歩き先で書いたタスクが他の機器にも現れるので、外出先の思いつきを机に戻ってそのまま続けられる。画面は簡体字中国語を含む形で用意され、読み物の欄では長く GTD の使い方が更新されてきた。事務所、家、移動中という三つの状況はおおむねこれで足りる。

Nozbe の持ち歩き用の画面

AI の手助けと、時間の記録

新しい版には AI の手助けが入り、タスクの整理や手順の分解を助ける。たとえば漠然とした一文を、実際に動かせる幾つかの行動に分けるといった具合だ。作業時間の記録は有料の段階に属し、タスクごとに実際どれだけかかったかを残し、見積もりと突き合わせて次の見積もりを調整する。印と雛形を組み合わせれば、客先ごと、部署ごとにとタスクをまとめて眺められる。有料の段階ではプロジェクト、区切り、印の数に上限がなくなり、履歴も途中で切られないので、振り返りと長期の保管を同じ道具で扱える。

Nozbe の AI 機能の画面

版と価格

持ち歩き用と机上用の版は現在 2026.16。無料の範囲は 3 人までの個人と小さなチームに向き、期間の制限はなく、進行中のプロジェクトは 3 件まで、空間は 1 つ、保管は 500MB までで、登録にカードは要らない。中位は人数で数え、一人なら月およそ 9 ドルで、プロジェクト、区切り、印、雛形の上限が外れ、一人あたり 20GB の保管と作業時間の記録が加わる。最上位は空間の数と保管の上限も外れ、専用の窓口が付く。どちらの有料の計画も一年分をまとめて払うと割引があり、30 日以内の返金に応じ、有料の段階にはカード不要の 30 日のお試しがある。自分の用事を書き留めるだけなら無料の範囲の件数でしばらく足りる。3 人を超えるか、件数が増えてきたら上げ時である。

Nozbeダウンロード
対応OS: Windows macOS Linux