Money Lover は記録を報告に変える無料の家計簿と予算の道具
要約
ベトナムの班 Finsify が作る個人向けの記帳アプリ。日々の収支を財布ごとに分けて収め、予算を決めて上限に近づくと知らせ、財布を家族と分け合って記録できる。無料の版には現金の財布が一つ付く。
おすすめ- ソフト名
- Money Lover
- バージョン
- 8.90
- オープンソース
- 非オープンソース
- OS
- WindowsiOSAndroidWeb
- 公式サイト
- https://moneylover.me/
- 更新日時
- 2026-10-16 22:59
記帳で難しいのは「書く」ことではなく、続けられるかどうかにある。Money Lover の狙いは、記録の動作を数秒に縮め、そのうえで予算と報告を使って、書き留めた数字を読める形に変えることだ。
まずお金を分けて置く
Money Lover は資金をいくつもの財布に分けて扱う。無料の案には現金の財布が一つ付き、手元の現金の出入りを記す。格上げすると財布の数に制限がなくなり、個人の出費、家庭の支出、仕事の精算、貯蓄、クレジットカードのためにそれぞれ作れる。公式は財布を基本、目標、つながった財布、クレジットカードの四つに分け、目標の財布は貯金の進み具合を追うために使う。
分けておく利点は、勘定が互いに独立することだ。日々の出費と家庭で分け合う支出を一冊に混ぜると、しばらくしてどの分類にいくらかかったのか分からなくなる。財布を分ければ、それぞれに残りと出入りがあり、全体を見たいときだけ合わせる。
一件の記録は数秒で
記録は金額を入れ、分類を選ぶ二段に縮んでいる。交通や食事といった既製の分類が用意され、自分の癖に合わせて新しく作ることもできる。収入と支出は同じ分類の仕組みを共有するので、給料や祝い金のような入りも分類できる。手で入れたくない人には別の道があり、銀行の口座をつないで自動で合わせられる。

予算と、頃合いの知らせ
予算は支出の分類ごとに決める。分類に上限を定めて適用すると、上限に近づいたとき、超えたとき、まだ余裕があるときで、それぞれ別の知らせが出る。公式によれば有料の案では分類ごとに複数の予算を置ける。
予算と並ぶのが繰り返しの取引だ。家賃や購読料のような決まった支出を繰り返す項目として登録でき、期日の前に知らせが届くので、忘れたせいで予定外の費用が出ることを防げる。
数字を一枚の図として見る
報告の頁は、ある期間の収支を一か所に集める。始まりの残り、終わりの残り、そして正味の収入がそれぞれ一行を占め、分類の報告が収入と支出を分類ごとに分け、三か月の平均と比べた向きを添える。ある分類が静かに上がってきているかを見るなら、この図で足りる。

帳簿を分け合う
分け合う財布は、二人以上で一緒に記録するためのものだ。財布の持ち主はアカウントの頁で財布を選び、相手のアカウントの宛先を入れて招きを送る。相手が自分の頁で確かめると、その財布が相手の一覧に現れる。
権限は比較的はっきり引かれている。組の追加、変更、削除は持ち主だけができ、財布の削除とメンバーの除外も持ち主の役目だ。メンバーはいつでも抜けられる。境界も二つ示されている。分け合う財布の金額はメンバー自身の合計に入らず、メンバーの間で予算は共有されない。
同期、通貨、対応する環境
複数の機器の間で合わせるのは基本の力で、公式はその過程に銀行並みの安全の基準を用いると述べる。旅行の姿では複数の通貨を扱い、いまの相場で換算するので、地域をまたいでよく使う人に向く。
つながった財布は別の独立した窓口だ。銀行の口座をつなぐと出入りが自分で更新され、たいてい六から八時間ごとに新しくなる。この窓口は月ごとの購読で、有料の案とは別の製品の線にある。つなぐ過程は読み取りだけで、アプリに資金を動かす権限はなく、データは RSA-2048 で暗号化して置かれる。
どんな人に向くか
働き始めたばかりの人は、決まった支出と融通のきく支出を分けて毎月の残りを眺められる。二人暮らしなら財布を一つ分け合い、それぞれ自分の出費を記録してから合わせて見られる。現金を使う習慣の人も、現金の財布で細かい出費を整えられる。データを見られる範囲は使う人が決め、公開するかどうかも自分で選ぶ。
項目 | 公式の情報 |
|---|---|
位置づけ | 個人の記帳と予算の管理 |
作り手 | Finsify(ベトナム、ハノイ) |
対応する環境 | Android、iOS、Windows、ブラウザ |
財布の種類 | 基本、目標、つながった財布、クレジットカード |
無料の案 | 現金の基本の財布一つ、記録と予算と報告 |
有料の案 | 無制限の財布、分類ごとの複数の予算、書き出し、広告なし |
iOS の版 | 8.90.0 |
記帳の道具が解くのは「計算できない」ことではなく、「記すのを思い出せない」ことだ。記録が軽く、返ってくるものが速ければ、お金がどこへ行ったかは記憶を寄せ集めた印象ではなくなる。