Kalmuri 5.0.4、ウィンドウ撮影の角丸は設定で消せるようになった

要約

撮影の道具の差は撮れるかどうかより、撮った後の数手にある。Kalmuri は 11 月に 5.0.4 と 5.0.5 を続けて出し、窓撮影の角丸除去、選択と色取得の虫眼鏡、MP4 録画の品質指定、三つの主題を加えた。

おすすめ
ソフト名
Kalmuri
バージョン
5.0.4
料金
無料
オープンソース
非オープンソース
OS
WindowsmacOS
公式サイト
https://kilho.net/
更新日時
2026-11-05 23:00

撮影の道具の差は、撮れるかどうかにほとんど現れない。撮った後の数手に現れる。角を直すか、色をどう取るか、ファイルがどこへ行ったか。Kalmuri が今回動かしたのはこの区間だ。

11 月に三つ、いずれも撮影の前後の細かい用事

Kalmuri は今月よく更新された無料の小道具の一つだ。11 月 2 日に 5.0.4、11 月 5 日に 5.0.5、その前の 10 月 24 日には 5.0.3 が出ている。三つを合わせても画面の作り直しはなく、やったのは使う中で出てきた具体的な問題だ。窓撮影の角丸、選択の精度、保存先、録画の画質の段。

まず基本から。Windows と macOS で動く撮影と画面録画の道具で、PrintScreen を一度押せば終わるという考えで作られている。常駐してトレイに座り、本体の窓を開かずに済み、何を撮りどの形式で保存するかを先に決めておけば、あとは押すたびに結果が出て、ファイル名も自動で増える。毎回名前を打つ必要はない。作者は無料の道具として挙げていて、会社、家庭、役所、学校で使え、自由に配れる。

一度押せば、ファイル名はもう決まっている
一度押せば、ファイル名はもう決まっている

角丸の話にようやく切り替えが付いた

5.0.4 で最も気づかれやすいのは、窓撮影の角丸を片付ける選択肢が増えたことだ。角丸の窓を描く仕組みの上で窓を撮ると、四隅に背景色が付いてくる。それを文書や発表資料に貼ると手で切ることになる。以前は撮った後に直すしかなかったが、いまは保存の前に角を埋められるので、出てきた絵がそのまま使える。

同じ版には、往復を一回減らす細部が二つ増えた。一つは固定の保存フォルダで、撮影の直後にファイルの場所を開くこともできるので、ダウンロードの棚を探さずに済む。もう一つはウェブ頁の撮影で、別の Chromium 系の閲覧道具に対応し、これまでの二つの中核に限らず既定の閲覧道具を優先して使う形になった。

また、存在感の強い小さな不具合も直した。DXGI の方式で撮影や録画をすると、画面の中の指示器が二重に出ていた。機能は壊れないが、一枚ごとにやり直しが要る類の問題で、直すまでずっと煩わしい。

選択に虫眼鏡、色取りも一緒に

もう一つの追加は虫眼鏡で、二つの場面で使う。撮影範囲を引くときと、色を取るときだ。範囲を画素で合わせるのは元々目に苦しく、虫眼鏡は指示器の周りの画素を拡大するので、境目がどこに落ちるかが一目で分かる。色を取るときも同じで、どの升目の色を取っているかが見えるので、取った後に値を見て確かめる必要がない。

鍵盤での微調整はずっと前からあり、矢印で 1 画素、Ctrl を押しながら大きさを 10 画素、Shift を押しながら 1 画素動かせる。虫眼鏡が付いて初めて本当に使えるようになった。色取りは HEX、RGB、Web、TColor の四つの形式に対応し、そのまま複製できる。

撮影の方法は豊富だ。全体は一度に画面全部を取る。範囲は固定の枠で、前回の位置と大きさを覚えるので毎日同じ場所を撮るのに向く。引き出しは、鍵を押した瞬間に画面を止めて暗くするので、一瞬で消えるメニューや通知も捉えられる。使っている窓は今の窓だけを撮る。窓の制御はさらに進み、窓の中の一つのボタンや入力欄、区画だけを撮るので、説明を書いたり問題を報告したりするときに楽だ。保存形式は普通の画像のほか、MP4、文字認識の結果の TXT、あるいは貼り付け用の一時置き場だけに入れてファイルを残さないこともできる。

選択の境目に虫眼鏡、枠は思った場所に落ちる
選択の境目に虫眼鏡、枠は思った場所に落ちる

録画も同じ鍵で、画質が選べるようになった

保存形式を MP4 にすれば、同じ鍵が録画になる。一度押せば始まり、もう一度押すと止めて保存し、録画中は範囲の枠が赤くなる。全体でも指定した範囲でも録れ、計算機で鳴っている音も同時に録れる(表示用の板があれば自動で機器による符号化を使う)。Kalmuri 自身の窓は映像に入らない。動く絵にしたいときは GIF か WebP で、最長 60 秒、毎秒 10、15、20 の三つから選べる。

5.0.5 が埋めたのはまさにこの隙間で、MP4 録画の映像と音の品質の段を増やし、既定の画質を標準の段にした。以前は既定が一つだけで、ファイルが大きすぎるか、はっきりしないかのどちらかだった。いまは用途で選べる。手順を録るときと不具合の再現を録るときでは、大きさと鮮明さの釣り合う点が元々違う。

録画中の指示器の動きも示せる。波紋の様式では左が青い輪を一つ、右が橙の輪を二つ、強調の様式では押している間だけ黄色い輪が出る。長時間の放置録画には制限をかけられ、30 分、1 時間、2 時間、4 時間で自動的に止まるので、ずっと見張る必要はない。

同じ鍵のまま、録画に画質の段が付いた
同じ鍵のまま、録画に画質の段が付いた

無料だが、自動更新はない

更新の方針には一言いる。自動更新ははっきり支えていない。理由は安全性を高め、防御の道具の誤検出を避けることで、新しい版は内部で確かめて安定と分かってから手で出す。この選択は今の流れに逆らう。良い面は、道具がこちらの知らないうちに振る舞いを変えないこと。悪い面は、自分の頭で版の番号を見に行かねばならないことだ。今回も 5.0.4 から三日で 5.0.5 が出ており、見に行かないと古い版に留まりやすい。

5.0.3 には見落としやすい変更が二つある。一部の遊びの道具が手前に出ている間、撮影の鍵が効かなくなる問題の修正と、仕組み、明るい、暗いの三つの主題の追加だ。前者は遊ぶ人にとって必須で、後者は長く見ていて目に刺さらないかにも気を配っている証拠だ。

どんな人に効くか

文書や手順をよく作る人は、角丸の片付け、固定の保存フォルダ、虫眼鏡の三つが揃うことで、撮った後のやり直しが大きく減る。開発に問題を出す人は、窓の制御と引き出しの停止で、あるボタンや一瞬だけ出るエラーの知らせを正確に捉えられる。録画の用が複雑でない人は、同じ鍵で MP4 と動く絵を切り替えられ、専用の録画道具を入れるより軽い。たまに撮るだけの人にとっては、覚える手間は形式を一度選ぶことだけだ。

Kalmuri のこの数回の更新は、新しい機能の大きな分類を一つも増やしていない。力を全部、鍵を押してからそのまま使える一枚になるまでの間で、余計な手をいくつか減らすことに使っている。

Kalmuriダウンロード
対応OS: Windows macOS