Advanced Renamer 4.25:二つの系統で使える一括改名の道具
要約
Windows と macOS にそれぞれ版のある Advanced Renamer 4.25 は、ファイルとフォルダをまとめて改名する。名前の材料は写真の EXIF、音楽の ID3 の札、動画の仕様から取り、個人の使用は無料。
おすすめ- ソフト名
- Advanced Renamer
- バージョン
- 4.25
- 料金
- 無料
- オープンソース
- 非オープンソース
- OS
- WindowsmacOS
- 更新日時
- 2026-10-06 20:38
写真や音楽や素材が一定の量を超えると、名前を変える作業は家事ではなく力仕事になる。やっていることは毎回同じで、しかも終わらない。写真から日付を引き出し、曲から奏者を引き出し、その二つをファイル名が受け止められる場所に置く。Advanced Renamer は、その面倒の周りに組み立てられている。自分で掲げる定義は素気なく、ファイルをまとめて改名する道具。Windows と macOS の両方に版があり、ファイルとフォルダを一組まとめて処理できる。企画の著作権の年は 2001 年から 2026 年まで続いている。探して置き換えるだけの道具では済まなくなった年月だ。
一つの処理に、やり方を重ねる
改名は一つの欄に打ち込むのではなく、この道具が「やり方」と呼ぶ部品を組み上げて作る。一覧には、新しい名前と札、大文字と小文字の変換、部分の削除と置換、文字の挿入、部分を名前の別の位置へ移すこと、あらかじめ作った名簿による改名、ファイル名の切り詰め、連番の振り直し、二つの部分の入れ替え、そして JavaScript で論理を書くことが並ぶ。同じ処理の中に複数のやり方を重ねられるので、三度に分けてやるはずだった仕事が一度で終わり、しかも各やり方は任された範囲しか触らない。まとめて扱う様式は改名にとどまらない。複製や別の場所への移動もこなし、ファイルの中にある情報からフォルダの階層を自分で組み立てる。決まった時刻に走らせたいときは、命令の行で動く実行の道具に任せる。

結果を見るまで実際には書き換えない。新しい名前はやり方の一覧を組んでいる最中からその場で見え、見本が正しく見えてから実行する。間違っていたら、一つずつ直すのではなくまとめて一度に取り消せる。うまくいった手順は既定として残して次に使い、あるいは人に渡せるので、二人が同じ命名の癖で終わる。
付加情報で写真、音楽、動画を整理する
画像は EXIF と XMP から読む。撮影の日付、時刻、寸法、カメラの型番を引き出して新しいファイル名に差し込めるので、記録媒体からざっと出しただけの山が、ひとりでに並ぶ保管になる。写真に GPS の座標が入っていれば、その数を撮影地の市区、国、州の名前に置き換えられる。後ろで照合に使う資料は十万を超える都市を覆っている。
音楽のファイルは ID3 の札から読む。奏者、盤、種別がファイル名の積み木になり、できた名前はようやく中身を語る。動画は逆の方向で、符号化、解像度、一秒あたりのこま数、音の転送量といった技術の値を持ち込む。EXIF と ID3 のほかにも、公式の説明には XMP や IPTC といったよくある付加情報の種類が並び、画像、動画、音、文書にわたって対応する形式は百を大きく超える。

対応する形式は平たく並べず、組に分けて書いてある。画像側には JPEG、PNG、TIFF、WebP、HEIC と各社カメラの RAW があり、動画は MP4、MKV、MOV、WebM を、音は MP3、FLAC、M4A、OGG を覆い、文書は PDF、DOCX、XLSX、EPUB まで届く。別の組の形式は外部の道具を借りないと読めず、その点も正直に書いてある。暗い表示も用意され、見本、取り消し、既定の三つがつながって、一度だけではなく何度も使える流れになっている。
二つの系統と使用許諾
今の版は 4.25 で、公開は 2026 年 9 月 1 日。Windows 側は Windows 10 以上と 64 ビットのみを求め、ARM の機械では模擬で動く。導入の仕組みと、導入不要の圧縮包みの二通りが用意される。Mac 側は macOS 11 以上を求め、晶片の種類ごとに二つの包みに分かれる。画面の言語は約三十で、簡体と繁体の中語も一覧に入っている。札による改名は付けたしではなく仕組みの芯であり、正規表現と万能の記号、Unicode と UTF8 の扱いも一緒に付いてくる。

使用許諾はかなりはっきり描かれている。個人の使用は無料で、よく使う人には支えるために許諾を買うことを勧めており、個人の許諾は税込み 19 米ドルと示されている。会社の中での事業の使用や、営利を目的としない団体の使用は、まず無料で試せて、続けるなら許諾が要る。数え方は、その道具に手が届く人の数による。許諾は一度買えば 4.xx の範囲の今後の版にも効き、定期の支払いも追加の維持の費用もないと公式が明記している。
やっていることは、改名を重ねられるやり方の組に分け、そこへ付加情報を材料として流し込むことだ。写真は EXIF と GPS、音楽は ID3、動画は符号化の値を見る。Windows でも macOS でも動き、個人の使用は無料なので、素材の山を整理するときには手が自然に伸びる。