Waterfox:Gecko を土台にした複数環境のブラウザ、絞り込みと縦の階層タブを内蔵
要約
Gecko を土台にした複数環境向けブラウザで、内容の絞り込みと階層付きの縦タブを内蔵し、タブは手で外すこともできる。6.7.4 は RSS とライブブックマークを戻し、6.7.5 は購読の管理を加えた。
おすすめ- ソフト名
- Waterfox
- バージョン
- 6.7.5
- 料金
- 無料
- オープンソース
- オープンソース
- OS
- WindowsmacOSLinuxAndroid
- 更新日時
- 2026-10-11 20:35
外側だけ入れ替え、使いやすいところは残し、扱いにくいところは直す。あとは細部が長く磨かれているかどうかで決まる。
自前で歩く Gecko の枝
Waterfox は Gecko エンジンを土台にした複数環境向けのブラウザだ。公式はデスクトップとモバイルを別の線として公開している。デスクトップは Windows、macOS、Linux を覆い、モバイル側は独自の版番号を持つ。公開記録はエンジンの基盤更新を一つずつ書き留めており、長く使う人にとってこの記録は意味がある。ウェブとの相性はエンジンについてくるからだ。
画面側では、6.7 の系統はタブの帯に集まっている。公式の答えは階層付きの縦タブで、段によって側面の列に並び、自動で引っ込む仕組みも付く。ポインタが窓の縁に来たときだけ開く。タブは右クリックの一覧から手で外すこともでき、外したタブの下見も改良され、置いておいたページが一覧で見分けられる。どちらも同じ一点を指す。記憶域の主導権を使用する側に戻す、ということだ。
枝分かれした版はいつも同じ問いに直面する。元のブラウザではなくこれを入れる理由は何か。ここでの答えはエンジンを書き直すことではなく、画面とプライバシーについて元より早く決めた数々、そして元が外した機能を残す自由だ。新しいブラウザを作るより小さな約束で、そのぶん正直でもある。

内容の絞り込みと検索の設定
絞り込みは内蔵されている。公式は公開記録で絞り込み一覧のページの改良を書いている。検索、手動の再読み込み、間隔の設定、一覧ごとの状態表示に対応し、更新の仕組みも調整されて、キャッシュと細かな誤り処理が入った。規則は固定ではなく、必要なら自分で書き換えられる。
検索の設定には二つ、目を留める項目がある。一つは、切り替えられる検索エンジンが返す AI の回答を隠すこと。この切り替えは最初から有効で、戻すには印を外すだけでよい。もう一つは、入力補完の検索候補が中継を通ること。この中継も設定で切れる。どちらも同じ設計思想に属する。控えめな出発点を置き、選択を返す。
項目 | 公式の説明 |
|---|---|
エンジン | Gecko、デスクトップとモバイルは別々に公開 |
タブ | 階層付きの縦タブ、自動で引っ込む、手で外せる |
絞り込み | 内蔵の規則一覧、検索と手動の更新に対応 |
検索 | AI の回答は既定で隠す、候補は中継を通る |
購読 | 6.7.4 が RSS とライブブックマークを戻し、6.7.5 が管理を追加 |
取り戻された二つの古い能力
6.7.4 は RSS とライブブックマークを連れ戻した。公式の書き方は率直だ。RSS と Atom の配信を再び下見して購読でき、アドレス欄のアイコンからブックマークバーのライブブックマークのフォルダに入れられる。続く 6.7.5 は購読の管理を加え、ライブブックマークの中身を一箇所に集めた。すべての配信を見る、フォルダや個別の購読で絞る、記事を検索する、未読だけ残す、一覧と並べ方の表示を切り替える。読んだ状態と後で読むは会話をまたいで保たれる。
細部にも手入れの拍子が見える。6.7.4 は内蔵の JPEG-XL 復号器を 0.6.0 から 0.7.4 へ上げた。公式は以前からこの復号器のために修正と性能の改善を重ねてきた。版については、公式の記録の索引がデスクトップの線の先頭に 6.7.5 を置き、日付を 2026 年 9 月 30 日とする。そのあとに 6.7.4 と 6.7.3 が続く。
この部分こそ、機能の一覧からは判断しにくい。ブラウザは午後一つでなく、何箇月という単位で評価される。残るかどうかを決めるのは、公開記録にエンジンの更新が入り続けているかだ。動き続けるエンジンに安定した外側をかぶせたい人には向いている。まったく別の描画の道を求める人は、別のところを見たほうがよい。
既定を控えめにしておき、切り替えを使用者の手に戻す。それがソフトと人とのいちばん面倒の少ない付き合い方だ。
使い方の提案。更新したらまず設定の検索と購読のページを一度見て、既定が自分の習慣に合うか確かめる。タブを多く開いたときは閉じるのではなく右クリックの一覧から外すと、あとで戻しやすい。購読はよく読むいくつかから始め、読んだ状態をまず育ててから、整理や分類を考えればよい。