書庫を単位にして、Seafile は同期を自分のサーバーへ戻す
要約
Seafile はファイルの同期と共有のための開源の仕組みで、サーバーは自分で用意する。ファイルは書庫という単位でまとまり、書庫ごとに同期し、共有し、暗号をかけられる。変えた塊だけを送り、版の履歴も残る。
- ソフト名
- Seafile
- バージョン
- 13.0.25
- 料金
- 無料
- オープンソース
- オープンソース
- OS
- WindowsmacOSLinux
- 公式サイト
- https://www.seafile.com/
- 更新日時
- 2026-10-06 21:49
自分で動かす同期の保管庫
Seafile はファイルの同期と共有のための開源の仕組みで、よくある公開の保管庫とは構造の一点で違う。サーバーは自分で用意して動かす。桌面と持ち歩きの双方に利用の道具があり、日常の手触りは普通だが、自分で置かない限り他人の土台の上には何も残らない。ファイルは一つの木ではなく、書庫という単位でまとまる。書庫は単独で同期でき、単独で共有でき、単独で暗号をかけられ、成員ごとの権限も別に決められる。仕事を案件ごとや用途ごとに切るなら、この単位は階層のどこかにある一つのフォルダよりずっと使いやすい。
その違いは、ある案件を組の外の人に渡す最初の場面で見える。大きな木が一つあると、その一部を共有するとは、その部分を外へ複写するか、意図より広く権限を開くかのどちらかになる。書庫があれば境目はすでにあり、権限はその境目に当てるだけでよい。
同期はどう行うか
送り方は塊の単位で行う。ファイルは小さな塊に切られ、変更があれば変わった部分だけが旅をする。ファイル全体を送り直すことはない。同じものを重ねて持たない仕組みと合わさって、同じファイルがサーバーと複数の利用の道具の間で場所を二重に取ることはない。誤りは二つの向きで戻せる。版の履歴は書き間違えたファイルの以前の状態を戻し、ごみ箱は誤って消したものを戻す。
送る道は暗号で包める。さらに書庫には合言葉を掛けて端から端まで暗号にできる。その作りではサーバーは暗号文しか持たない。この配置が示せる最も強い約束であり、同時に最も容赦のないものでもある。合言葉は取り戻せず、失えば書庫も失われる。それは避けるべき欠陥ではなく、その約束に意味を与えている性質そのものだ。
13 から変わったこと
2026 年 1 月に出た版は、例行の更新ではなく大きめの変更である。もとの同期と共有に加えて、ファイルの属性を自分で決める仕組みといくつもの見方(表、板、画廊、地図、札)が入り、印の管理、ネット上の文書と Wiki の仕組み、そして言語の仕組みを使ってファイルから情報を引き出し、説明や印を作る機能も加わった。導入の仕方も変わった。バイナリの導入の束はもう配られず、公式の勧めは容器を使った配置と、内蔵の中継の仕組みを組み合わせる形で、暗号の接続の証明は自動で申請できる。
この一覧の後半こそ、すでに一組を動かしている人が気にすべきところだ。導入の仕方の変更は包みの化粧直しではない。新しい版へ上げるとは何をするのかが変わるということであり、だから古い版からの上げは、何気なくではなく計画して行う必要がある。
版と選び方
共同体の版は無料で開いている。サーバーの中核は 2016 年から AGPLv3 で、桌面の利用の道具は GPLv2 で、持ち歩きの側はそれぞれの許諾で配られている。專業の版は組織向けの力を足す。ディレクトリによる入り口と一度の入り口、監査の記録、対象物の保管の後ろ側などである。三人までの小さな組は許諾なしで使える。2026 年までに、共同体の安定した系列は 13 の線に達し、專業の版は 14 の線にある。
自前で動かすことが求めるもの
この種の製品について正直に言えば、定期の料金を一つの義務と交換している。得るものは明快だ。ファイルは自分が握る硬い部品の上にあり、許諾は中身を見て変えることを許し、組が育っても人数で計算しなくてよい。引き受けるのは、預けて使う形の仕組みが黙って片付けていた部分である。機械は動き続けなければならず、証明は更新され続けなければならず、控えは存在し、確かめられていなければならず、新しい版へ上げる前には説明を読んでいなければならない。どれも単独では難しくない。難しいのは、それらが途切れないことである。そして途切れなさこそ、定期の料金が本当に買っていたものだ。
サーバーを自分で手入れする気があり、ファイルを完全に自分の手に置いておきたいなら、自前で動かす案のうち、同期の手触りが市販の保管庫に最も近いものの一つである。注意すべき点は、13 から導入の仕方が変わったことだ。古い一組から上げるなら、まず容器を使う形へ移す必要があり、控えはその前に取る。後ではない。