BleachBit レビュー:消す前に一覧を出すオープンソースの掃除道具
要約
消える前に一覧を見せる、という一点を主張にした掃除道具。項目は自分で選び、下見ではファイルの道筋と大きさが並び、よく使う場所のクッキーは残せて、今の版は AI の客の控えまで日々の手入れに取り込む。
おすすめ- ソフト名
- BleachBit
- バージョン
- 6.0.4
- 料金
- 無料
- オープンソース
- オープンソース
- OS
- WindowsLinux
- 更新日時
- 2026-10-04 13:31
掃除の道具はどれも同じ気まずい前提から始まる。触りたくないものこそ、それが触ろうとするものだ。この分野の多くは一つの釦で答える。押せば走査が走り、削除が起き、画面には数字だけが残る。何が消えたのかは分からない。BleachBit は別の道を行く。入り口のページには方法がそのまま書かれている。消したい項目に自分で印を付け、消す前に、消す予定のファイルを一つ残らず見せる、と。

まず下見、それから削除
機能のページは手順を四つに分ける。説明を読み、欄に印を付け、下見を押し、それから削除を押す。下見は形だけではない。画面は消す予定のファイルの道筋と大きさを一行ずつ並べ、下端に取り戻せる容量と件数の合計を出すので、実行前に個別に印を外せる。公式の画面写真が示すのはまさにその状態で、左が分類の一覧、右が下見の結果、削除の釦は下見の後ろに置かれている。
これで手入れは後から確かめられる。どのファイルに触れたか分かるし、不具合が出ても原因の項目を名指しできる。3.2GB を解放しましたという曖昧な一言を呑み込む必要はない。対象はよくある一組を、きちんと丁寧に扱う。一時ファイル、ブラウザの控え、記録、そしてアプリの痕跡だ。数 GB が戻るのは珍しい話ではなく当たり前の結果で、自慢にはならない。プライバシーの側では閲覧履歴、クッキー、保存した合言葉、アプリの痕跡を拭き取れる。項目はアプリごとにまとまり、細かさは一つのソフトの控えまで届く。全部か無か、という切り替えではない。
クッキーは選んで残せる
クッキーを消すときの普通の副作用は、あらゆる場所から同時に締め出されることだ。そこから郵便も、雲の保管も、社内の管理画面も、順に開き直すことになる。クッキーの管理はそこを引き受ける。Chromium と Firefox の芯を使うブラウザを掃除するとき、どの場所のクッキーを残すかを選べる。画面は場所での絞り込みと、残す項目への印に対応し、下端には 35 のうち 10 を残す、という数え方がその場で走る。この画面は 5.x のどこかの改訂で現れ、6.0 で本編に入った。掃除と、そのまま入ったままでいることを、二択にしなくてよくなった。

設定は、一般、更新、言語、クッキー、残す一覧、独自の規則、記憶装置という独立した札に分かれ、残す規則と手書きの項目がそれぞれ居場所を持つ。翻訳は 61 種が並び、表示言語の切り替えに別の言語包みは要らない。何を掃除し何を残すかは、利用者が決めることだ。
6.0.4:AI の道具と開発環境の控えも対象に入る
いまの安定版は 2026 年 9 月 8 日に出た 6.0.4 で、告知はこれを保守の版と位置づける。中身は地味だ。安全の修正、不具合の修正、速さの改善、コードの整理がまとまって入り、起動と走査が速くなり、Windows の導入包みと設置後の占め方が小さくなった。注目を集めたのは新しい掃除役だ。Android の開発環境とその組み立ての控え、よく使われる命令行の二つの殻、Python の対話の殻が加わり、既存の AI デスクトップ用クライアントの掃除役と、ブラウザの超クッキーの扱いも良くなった。

版の記録を遡ると、線が少しずつ埋められてきたことが分かる。以前の更新で、いくつものコード編集器と AI のコーディング用クライアントの掃除役がすでに入っていた。これらは会話の記録とモデルの控えを利用者の場所の奥深くに置く種類の道具で、手で探すのは難しく、間違って消しやすい。名前のある掃除役にすれば、見えなかった占め方が日常の手入れに入る。同じ版は macOS の早い段階の支えを新しいブラウザ掃除役とともに始め、命令行の支えは完全なまま、その場所の絵の側はまだ早い段階だと断っている。
命令行、CleanerML、共同体の規則ファイル
ページは利用者の層を分けて紹介する。管理者の欄が面白い。命令行とスクリプトで、機械の束を予定どおりにまとめて掃除できる。進んだ利用者には CleanerML があり、任意のアプリやファイルの型に対する独自の掃除規則を書ける。Windows の利用者にはもう一本の道がある。共同体が保つ規則ファイルを自動で取り込み更新するもので、数千の追加規則が手に入り、この仕事が一度も触っていないソフトまで覆える。掃除をスクリプトにし、自社のソフトを範囲に入れたい人には、この扉は値打ちがある。
安全な削除と、それが実際に約束する範囲
普通の削除は索引を空きにするだけで、中身は盤の上に残る。安全な削除はファイルを永久に壊し、取り戻せなくする。速さを優先する場合のための速い様式もあり、空き領域を上書きすれば、以前に消した痕跡も消える。機能のページは実用的な使い道を添える。丸ごとの像を作る前に一度上書きすると、像の大きさが目に見えて小さくなる。
強さについての言い方は、不思議なほど狭い。粉砕は一度きりの安全な上書きしかしない。何度も重ねるやり方は裏づけがなく、明らかに遅いからだ。データのファイルを消す前に上書きを選べる。どこが境目かを言うほうが、軍の標準だと叫ぶより信用できる。
無料、公開、広告なし
条件は 100 パーセント永久に無料、GPLv3 の下で、広告も追加の売り込みも抱き合わせの道具帯もない。公開の源は秘密がないということだ。自由に配り、学び、変えられる。すべては網につながずに動き、口座も認証も登録も計測も要らず、翻訳と修正は共同体から届く。何年も機械に居座る道具にとって、これは大きい。購読がなければ、ある日止まる日付もない。
対応する環境について、入り口のページは「あなたが動く場所で動く」と書き、Windows の現行と旧い版、そして Linux の机、サーバー、組み込みを挙げる。包みの一覧も合っている。10 と 11 に向けた Windows の組み上げ、主な配布版向けの deb と rpm、さらに源、毎夜の組み上げ、文字の画面。この仕事は 2008 年から途切れず続き、ページは 18 年を超える開発だと記し、年に数百万の取り込みがあるという。警備の専門家の推薦と、ある PC 雑誌の「堅実で気取りがない」という評も引いている。
誰に向くか、どこに気をつけるか
三つの層。第一はプライバシーを気にする人で、閲覧の痕跡、クッキー、アプリの残りを一度で片づけたいが、判断は「賢い最適化」という釦に渡したくない。第二は盤の空きが常に足りない人で、開発の道具の控え、ブラウザの保管、記録で数 GB という状況では、自動の一掃を信じるより、下見の一覧を一つずつ確かめるほうが確かだ。第三は管理者や進んだ利用者で、命令行、CleanerML、共同体の規則ファイルによって、掃除はスクリプトにでき、束ねられ、自前のソフトまで広げられる。
気をつける点は二つ。下見は省かないこと。削除は戻せないので、見ずに走らせると、この道具を選ぶ理由そのものを捨てることになる。最初は一つ二つの分類に印を付け、一覧を読み切ってから範囲を広げる。もう一つは安全な削除の約束を正しく測ること。一度の上書きが効くのは普通の取り戻し方に対してで、機械ごと手放すときは盤の段での消去か暗号化が要る。粉砕で代わりにはできない。
この分野の本当の分かれ目は、どれだけのごみを見つけられるかではない。動く前に一覧を見せる気があるかどうかだ。一つの仕事が 18 年、それだけをやってきた。