gBurner は焼くことも鏡像の手入れも一つの道具に収めた無料のソフト

要約

Windows 向けの、焼くことと鏡像を扱うことを一つの道具にまとめたソフト。データ、音、映像を焼き、鏡像を直し形式を変え、起動する USB も作れる。無料の版は個人にも商用にも開かれている。

おすすめ
ソフト名
gBurner
バージョン
5.9
オープンソース
非オープンソース
OS
Windows
公式サイト
https://www.gburner.com/
更新日時
2026-10-17 16:01

雲の保管場所がほとんどのファイルを網の上へ移した。それでも系を入れる媒体、長期に残す原盤、古いソフトの許諾の確認は、いまも一枚の円盤か一つの鏡像のファイルに頼っている。gBurner は焼くことと鏡像の扱いを一つの Windows の道具に収め、無料の版でその二本の線をそのまま開いている。

一つの道具、二つの出口

gBurner は Power Software の作で、公式は円盤に焼き鏡像を扱う道具だとまとめる。データ、音、映像の三種の企画は同じ一覧から始まる。左側は Data、Audio、Video、Copy、Tools に分かれ、どれを開いても独立した窓が出る。焼く装置を選び、空の円盤を入れ、書く速さを決め、あとは窓の説明に沿って順に進める。

書ける媒体は CD、DVD、ブルーレイの三つを覆う。公式が挙げる種類には CD-R、CD-RW、DVD-R と DVD-RW、DVD-R DL、DVD+R と DVD+RW、DVD+R DL、DVD-RAM、そして BD-R、BD-R DL、BD-RE、BD-RE DL が入る。データの円盤は普通に焼くほか、起動する形にも、複数の区切りを持つ形にもできる。ファイルをいくつかに分けて同じ円盤へ足していき、足すたびが独立した記録になり、読むときは全体が一つの目次として見える。

ファイルの仕組みとしては ISO9660、Joliet、UDF の三つを支え、Unicode の名前もそのまま残る。音の円盤は Audio CD と Mixed Mode CD に対応し、CD-TEXT と曲の間の間合いを設定できる。映像の円盤は Video CD、Super Video CD、DVD-Video を作れる。音の CD は逆に取り出して MP3、WMA、WAV、FLAC、APE、Ogg の六つの形にできる。

画面

鏡像の手入れがもう半分の仕事

装置に円盤が無いときは、鏡像を扱う編集の場が引き継ぐ。新しい ISO を作ることも、ISO とほとんどすべての一般的な鏡像の形を開くこともでき、窓の中でファイルとフォルダを足したり消したり、場所を作ったり、名前を変えたり、円盤の名を変えたりできる。直したあと書き出さずにそのまま焼く装置へ向ければ円盤になる。データの円盤も ISO も、起動の記録を書き込めば起動する形にできる。

形の広さがこのソフトのもう一つの柱だ。公式の一覧には ISO、BIN/CUE、DMG、MDF/MDS、NRG、IMG、CDI といった一般的な形に加え、DAA、UIF、ASHDISC、BWI/B5I、LCD、CIF、P01、PDI、NCD、PXI、GI、FCD、VCD、C2D、BIF といったあまり見かけない鏡像も並ぶ。さらに WIM、VMDK、VHD、VDI のような系と仮想の円盤のファイルも読める。開いたものは ISO や BIN/CUE にまとめて変えられ、gBurner 独自の GBI という形に固めることもできる。GBI は圧縮、合言葉による保護、暗号化、分け持ちに対応し、原盤を長く残す場面に向く。

鏡像を USB の棒に書く

Tools の分類に Write USB という項目があり、ISO をそのまま USB の棒に書いて Windows か Linux の起動する媒体にできる。公式は主な Linux の配布を挙げ、書く方法は従来の BIOS と UEFI の両方の起動に合う。Windows の導入媒体を作るときは、大きすぎる wim や esd のファイルを自分で分け、FAT32 が一つのファイルに課す大きさの制限を避けられる。

Pro の版には Windows To Go という力が別にある。Windows を丸ごと USB の棒に入れ、棒から独立した系として起動する。元の機械にある系はそのまま使える。公式が示す条件は 32GB 以上の棒と Windows の鏡像一つで、Windows 11、Windows 10、Windows 8/8.1 に対応する。

無料の版と Pro の版の境目

二つの版の違いは推し量る必要がない。公式は配布のページで十一の力を一覧にして並べている。焼くことと鏡像を扱うことの二本の線にある九つは、無料の版でも Pro と同じように備わる。空いた二つの枠は、仮想の装置への鏡像の取り付けと、Windows To Go だ。

力

Free

Pro

鏡像を焼く(iso、nrg、dmg、bin など)

あり

あり

データか音の円盤を作る

あり

あり

円盤へデータを足す

あり

あり

円盤を ISO などの形に写す

あり

あり

円盤から円盤へ写す

あり

あり

ISO などの鏡像を開く

あり

あり

鏡像を作る、直す

あり

あり

鏡像の形を変える

あり

あり

起動する USB の棒を作る

あり

あり

鏡像を仮想の装置に取り付ける

なし

あり

Windows を USB の棒に入れる

なし

あり

価格では、Pro は一度きりの許諾で公式の表示は 39.95 ドル、PayPal で決め、許諾の符号は注文のあと郵便で届く。無料の版は個人にも商用にも使えると頁にはっきり書いており、同種の道具では珍しい。同じ作り手に gBurner Virtual Drive という別の無料の道具があり、仮想の装置だけを担い、十六まで作って円盤を取り付けられる。

十九年、四十二の版

版の番号は、古い道具がまだ手入れされているかを見る最も素直な手がかりだ。gBurner はいま 5.9 で、公開は 2026 年 8 月 3 日。公式の変更の記録は 2007 年 8 月 10 日の 1.0 から 5.9 まで続き、全部で四十二の番号になる。3.x の頃の BDXL と 64 ビットへの対応から、5.x で LVM、XFS、UFS の鏡像を見分けるようになり、5.5 と 5.6 で gz、bz、xz、lzma、zst、lz、br の圧縮を USB に書く流れへ取り込むまで、間隔は途切れていない。

動く環境は Windows NT 4.0 まで下へ遡り、32 ビットと 64 ビットの両方の導入のまとまりが用意され、画面の言葉には簡体の中国語も入る。円盤を焼くか鏡像を直すためだけに置かれた古い機械にとって、この対応の広さ自体が使い続けられる理由になる。

円盤を素直に一枚焼き、手元のさまざまな形の鏡像を片づけたいだけなら無料の版で足りる。Pro に払うのは、鏡像を本当に取り付けたいときか、Windows To Go の棒を作りたいときだけでよい。焼く道具がおおむね更新を止めたこの何年かで、四半期ごとに続く変更の記録は、機能の一覧より多くを語る。

gBurnerダウンロード
対応OS: Windows